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まさかの事態に頭の中は“はてなマーク”、平中克幸がゴール直前の状況語る

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まさかの事態に頭の中は“はてなマーク”、平中克幸がゴール直前の状況語る
執筆:
2019/11/05 10:01

2019スーパーGT第8戦もてぎ。GT300クラスはゴール直前までおよそ200mのところでトップが入れ替わるという、誰もが予想していなかった幕切れになった。ドライブしていた#11 GAINER TANAX GT-Rの平中克幸も驚いたという。

 ツインリンクもてぎで行われた2019スーパーGT第8戦。GT300クラスの首位で最終コーナーを回った#65 LEON PYRAMID AMGは、ガス欠によりゴール直前でスローダウン。その横を駆け抜け、予想外の展開で今季2勝目を飾ったのは、#11 GAINER TANAX GT-Rだった。当時11号車のドライブを担当していた平中克幸が、状況を振り返った。

 予選4番手からスタートした11号車は序盤から着実にポジションを上げていったが、タイヤ無交換作戦でトップに躍り出た65号車が15秒以上のリードを築いたこともあり、平中も今回勝利を掴むのは難しいと感じていたという。

「予選結果を考えると優勝も狙えるポジションでしたし、レースも期待していました。ただ、その中で65号車が常に速くて、さすがに『無理かな』と思っていました」

「ただ、久々の表彰台ということで、最後はアクセルを緩めて(ピットウォールで待つ)チームの方へ寄ろうとしたら、65号車が思いのほか近くにいて『あれ?』となりました」

 そう語った平中。本来は15秒以上前にいるはずのライバルがいきなり目の前に現れ、一瞬パニックになったという。

「本当、一瞬(頭の中が)はてなマークになりました。もしかしたらチェッカーに気付いていないのか、あるいはトラブルなのか……。よく分かりませんでしたが、改めてアクセルを踏み直して65号車を抜いてチェッカーを受けることができました。チームに(65号車のことを)無線で聞いても分かっていない感じでした」

「“棚ぼた”ですが、その位置を走ることができたことが、今回の優勝に繋がったと思うので、本当に完璧なレースができたと思います」

 11号車にタイヤを供給するダンロップは、シリーズ最終戦での勝利を目指し新しい種類のタイヤを持ち込んだ。平中は、それがしっかり機能してくれたおかげで週末をうまく戦うことができたと語った。

「今週末は走り初めからクルマのフィーリングが良かったです。特にタイヤの面が良くなっていて、ここ数戦は苦戦が続いていた中でダンロップさんが今回新しいタイヤを持ち込んでくれました。正直全くテストをしたことがないタイヤだったので不安もありましたが、しっかりと作り込んでくれたタイヤで、走り始めから気持ちよく走ることができました」

 またチームメイトの安田も、今週末のレース展開には自信があったとのこと。運も味方しての勝利だったが、シーズン2勝目を挙げられたことを喜んでいた。

「(決勝で)序盤にポジションを上げられる自信はありました。マクラーレン(#720 McLaren 720S)と56号車(#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)の後ろについていって、2台が接触した時に(720号車を抜いて)2番手に上がることができました。その後は56号車に追いつこうとしましたが向こうのペースが速かったですね」

「最後はラッキーもあって優勝できましたが、今まで年間2勝したことがなかったので、嬉しいです」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第8戦:もてぎ
ドライバー 安田 裕信 , 平中 克幸
執筆者 吉田知弘