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諦めの境地? 17号車の塚越広大、”中間”セットアップで交流戦2位獲得

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諦めの境地? 17号車の塚越広大、”中間”セットアップで交流戦2位獲得
執筆:
2019/11/23 12:39

『スーパーGT×DTM特別交流戦』のレース1で2位を獲得した#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大が、レースを振り返った。

 富士スピードウェイで開催されている『スーパーGT×DTM特別交流戦』。レース1で2位を獲得した#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大は、スタート直前にセットアップを変更したと明かした。

 雨の中の予選では、1回目のアタックでのポジション取りが理想的ではなかったという塚越。それでも6番手を獲得できたことから、レースを前にチャンスがあるかもしれないと感じていたという。

 しかし、決勝スタート前は今にも雨が降り出しそうな空模様ながら、走行ラインはほぼ乾いているという難しいコンディション。塚越も、クルマのセットアップに頭を悩ませていたようだ。

「スタート前のコンディションが微妙な状況の中で、クルマのセットアップをチームやエンジニアと悩みました。途中からは”諦め”というか、セットアップをある程度(ドライとウエットの)中間にして、覚悟を決めてレースに臨みました」

 このセットアップが功を奏したか、塚越は4周目までに3番手に浮上。さらに、2番手の山本尚貴(#1 RAYBRIG NSX-GT)へと接近しプレッシャーをかけると、山本が6周目のダンロップコーナーで膨らんだことで、塚越は2番手へとポジションを上げた。

 その後は、トップを走るニック・キャシディ(#37 KeePer TOM'S LC500)を追いかけたが、なかなか仕掛けることができなかった。

「少しずつ順位を上げて、序盤のうちに2番手に上がることができました。1セット目のタイヤで学習したことを2セット目のタイヤに応用したんですが、そこからニックとの差を詰めることができませんでした」

 レース終盤、セーフティカーが出動したことで、最大8秒まで開いたキャシディと塚越の差がゼロとなった。今回の交流戦でのスタートやセーフティカー明けのリスタートは、DTMでも採用されている”インディ方式”が使われている。経験の少ない方式なだけに、塚越は2番手からのリスタートに緊張していたと話した。

「セーフティカー明けのリスタートは、練習の時から2番手は難しい位置だったので緊張しましたけど、2番手はキープできました。最後は攻めましたがニックに届きませんでした」

「台数が多い中でインディスタートをやってみて、塊が接近して動くっていうのはすごく迫力があって魅力的だったと思います。僕も外側から見たかったんですけど、僕はレース2も走るので……」

 最後までキャシディに食らいつき、0.433秒差の2位でチェッカーを受けた塚越。表彰台では、DTMを主宰するITRのゲルハルト・ベルガー会長からトロフィーを受け取ったことを嬉しく感じたと明かした。

「今回初めてDTMとの交流戦をやることができました。表彰台ではF1時代から憧れていた、ベルガー”選手”からトロフィーをもらうことができて、嬉しかったです」

 なお、チームメイトであるベルトラン・バゲットがインターコンチネンタルGTチャレンジのキャラミ9時間レースに参戦しているため、24日(日)のレース2も塚越が#17 KEIHIN NSX-GTのステアリングを握ることになっている。

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この記事について

シリーズ DTM , スーパーGT
イベント SUPER GT x DTM 特別交流戦
サブイベント 土曜日 レース1
ドライバー 塚越 広大
チーム Real Racing
執筆者 松本 和己