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「最高のレースだった!」デュバル、富士で躍動。白熱の”初”交流戦を演出

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「最高のレースだった!」デュバル、富士で躍動。白熱の”初”交流戦を演出
執筆:
2019/11/25 10:26

スーパーGT×DTM特別交流戦のレース2で3位となったロイック・デュバル(#28 BMC Airfilter RS 5 DTM)が、レースを振り返った。

 富士スピードウェイで開催された『スーパーGT×DTM特別交流戦』。レース2で3位となったロイック・デュバル(#28 BMC Airfilter RS 5 DTM)は、久々となった日本でのレースで躍動した。

 2010年までスーパーGTに参戦していたデュバルは、自ら交流戦への出場をアウディに願い出て来日、週末を通してDTM勢の中でも安定したパフォーマンスを発揮した。

 23日(土)に行なわれたレース1の予選では2番グリッドを獲得するも、決勝前のレコノサンスラップでまさかのクラッシュを喫し、レースに出られなかった。

 24日(日)のレース2予選でも2番手を獲得したデュバル。トップタイムを記録した中嶋大祐(#16 MOTUL MUGEN NSX-GT)のグリッド降格が決まっていたため、レース2はポールポジションからスタートすることとなった。

 レース序盤はホンダ勢にオーバーテイクを許し後退。さらにタイヤのパンクにも見舞われたが、終盤にセーフティカー(SC)明けのリスタートで大きくポジションアップ。小林可夢偉(#00 BMW M4 DTM)やマルコ・ヴィットマン(#11 BMW M4 TM)と激しいバトルを展開して大いにファンを沸かせた。フィニッシュは2番手だったが、コースオフに対するペナルティもあり、最終的に3位となった。

 今回の交流戦は、普段DTMが使用しているハンコックタイヤのワンメイクで行なわれたが、木曜日のタイヤテストからアウディ勢にはタイヤトラブルが頻発した。

 レース2でも、レネ・ラスト(#33 Audi Sport RS 5 DTM)とデュバルがタイヤトラブルに見舞われた。デュバルは、その原因はまだ分かっていないとmotorsport.comに語った。

「ドライビングの仕方は問題なかったと思うけど、ターン1の出口で突然タイヤのアラームが出た。その警告が出るといくつかコーナーを抜けることはできるけど、それからブローしてしまうんだ」

「ブローの原因は分からない。ホンダも土曜日にパンクがあったみたいだけど、ブローはしなかった。原因がセットアップなのか、ドライバーなのか知るのは難しい。週末を通して、アウディのドライバー4人全員がどこかの時点でパンクを経験していると思う。だから僕たちはそれについて調べる必要がある」

 ただ自身のマシンから脱落したデブリが原因でSCが出され隊列に追いつくと、ラストのタイヤトラブルで出た2度目のSCの際にピットイン。新しいタイヤを活かして大きくポジションアップし、4番手に浮上。小林と激しく3番手を争った。

「2度目のSCが出るのを見て、ピットインすることを決めた。レースを傍観したくはなかったから、タイヤを交換することにしたんだ。これが違いを生んだ」

「リスタートの次の周、カムイとターン10(ダンロップコーナー)までバトルして、ターン13でオーバーテイクした。彼はブレーキをかなり遅らせたんだ。彼は少し横滑りし、軽く接触もした。そしてコース外に飛び出して、戻ってきた。それからセーフティカーが出たんだ」

「僕はターン14でアウト側に留まり、スペースも空けていた。それから僕がターン15(GRスープラコーナー)アウト側の縁石に乗っているときに、彼がクラッシュしてきたんだ。だけどその後、彼はSCが出ていることに気づき、前に出させてくれたんだと思う」

 一方、小林にその際の状況について訊くと、デュバルはSC出動のボードが掲示されてからオーバーテイクしたと主張した。

「TVには出てないですけど、抜かれた時にはSC(のボード)が出てたんです。そこで抜いたから『おかしくない?』と思い、だからポジションを戻そうとしていました」

 2台がバトルをしたターン13では、その前の周に多重クラッシュが発生しており、映像ではターン14のマーシャルポストでイエローフラッグが振られているのが確認できる。ただ、SCボードがどのタイミングで出されたのかは判別できなかった。

 とはいえ確実に言えるのは、デュバルが交流戦を盛り上げた立役者のひとりだったということ。レース2決勝後の記者会見では、「土曜日(レース1)と比べれば確実に良い1日だったね!」とジョークを飛ばして集まったメディアを笑わせると、最終ラップでのヴィットマンとのバトルも含め、最高のレースだったと振り返った。

「週末を通して、常に良いパフォーマンスを発揮できていた。午前中の(レース2)予選も、難しいコンディションの中でうまく戦うことができた」

「レース1を見て、スーパーGT勢の方がレースペースが速いことが分かっていたから、レース序盤はあまり無理して対抗しなかったんだ」

「最後のインディリスタート(2度目のSC明け)の時点で、僕は12番手にいた。でも素晴らしい走りができて、ポジションを上げられたんだ」

「素晴らしいレースだったし、最高のラストラップだった。それだけにペナルティを受けてしまったのは残念だ。でも僕もマルコも全力を尽くした結果だ」

「今週末の目標は達成できたと思う。日本でのレースを満喫できたし、サーキットやテレビで観戦していた人もレースを楽しんでくれただろう」

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この記事について

シリーズ DTM , スーパーGT
イベント SUPER GT x DTM 特別交流戦
サブイベント Race 2
ドライバー ロイック デュバル
執筆者 松本 和己