SGT富士公式テストのエントリーリスト発表、ミースをはじめ海外ドライバー複数人が欠席
6月27日~28日に富士スピードウェイで行なわれるスーパーGT公式テストのエントリーリストが発表。入国規制の影響により、海外ドライバーが軒並み欠席となっている。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGTを運営するGTアソシエイションは、今シーズンの開幕に先駆けて6月27日~28日に実施する富士スピードウェイ公式テストのエントリーリストを発表した。
新型コロナウイルスの影響により予定より3ヵ月遅れとなった2020シーズン。日本では緊急事態宣言が全面解除されたとはいえ、現在も感染者が確認されている状況で、スーパーGTは感染拡大防止のために今回の公式テストは無観客で実施。各チームやメーカー関係者の入場人数も厳しく制限する他、報道関係に関してもGTA公式フォトグラファー、J SPORTSなどの公式映像チームを除く全てのメディアの入場が禁止される。
そんな厳戒体制の中で行なわれる公式テストだが、新型コロナウイルスの影響により当初今季の参戦を表明していた全てのチーム・ドライバーが出揃うということではなさそうだ。
GT500クラスに関しては、年間エントリーを表明している15チーム30名のドライバーが名を連ねたが、#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraは山下健太を第3ドライバーとして登録。現在フィンランドに滞在中のヘイキ・コバライネンが海外から日本への入国規制の影響でテストに参加できない可能性が高まってきており、それに備えた布陣をとることになった。
同じく#17 KEIHIN NSX-GTのベルトラン・バケットも現在母国のベルギーにいて、来日の準備を整えて待機中なのだが、こちらも日本に入国できる目処が立っていない様子。場合によっては塚越広大のみで公式テストに参加する可能性もなくはなさそうだ。
一方、GT300クラスに関しては複数のチームで“欠席”となるドライバーが出ている。#21 Audi Team Hitotsuyamaのクリストファー・ミース、#87 T-DASHランボルギーニGT3のデニス・リンド、#88 JLOC ランボルギーニ GT3のアンドレ・クートだ。それぞれ第3ドライバーを用意しており、87号車は高橋翼、88号車は手塚祐弥がテストに参加予定だ。
今回はR’Q MOTOR SPORTSの#22アールキューズ AMG GT3と、Panther arto Team Thailandの#35arto RC F GT3は今回は参加しないため、GT300クラスの参加台数は28台。GT500クラスを合わせると43台でテストが行なわれることになる。
富士公式テストのエントリーリスト詳細はスーパーGT公式サイトで確認できる。
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