トップ6台が4ポイント以内! GT500王座争いは史上稀に見る激戦で最終戦へ

2020年のスーパーGTシリーズ。GT500クラスは第7戦を終了し、トップ6台11名のドライバーが4ポイント以内にひしめいた状態で最終戦富士に向かうこととなった。

トップ6台が4ポイント以内! GT500王座争いは史上稀に見る激戦で最終戦へ

 残すところ1戦のみとなった2020シーズンのスーパーGT。今季は3社が新型マシンを導入し注目を集めているGT500クラスだが、第7戦もてぎを終了して、チャンピオン争いが熾烈を極めている。今月末の最終戦富士では、トップ6台が自力でのチャンピオン獲得の可能性を残している状態だ。

 今季2度目の開催となったツインリンクもてぎでの第7戦はホンダNSX-GT勢が大活躍し、トップ5を独占する快挙を成し遂げた。これにより優勝した#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)が一気に48ポイントまで伸ばしドライバーズランキング5番手に浮上。3位に入った#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が49ポイントでランキング3番手となった。さらに今回は予選から後方に沈む苦しい展開となった#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バケット)も5位まで挽回し、合計51ポイントでランキング首位の座に返り咲いた。

 一方、これまでランキングトップを快走していた#14 WAKO’S 4CR GR Supra(大嶋和也/坪井翔)は、今回のもてぎ戦で上位に食い込むことができず、12位でノーポイントに終わった。また#37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/山下健太)は6位、#36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)も13位でフィニッシュと悔しい結果となった。

 日産勢で唯一チャンピオン争いに加わっている#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)も7位と、ウエイトハンデが半減されたレースで思うようにポイントを稼ぐことができなかった。

 これによりドライバーズランキングは上位陣が急接近することとなり、17号車と37号車(平川)が51ポイントで並んだ。ただ勝利回数の違いで17号車がランキング首位ということになる。ここから2ポイント差の49ポイントで23号車と100号車、さらに8号車が48ポイント、14号車が47ポイントにつけ、最終戦では6台11名のドライバーが自力でのドライバーズチャンピオン獲得可能な5ポイント以内にひしめく形なった。

 さらに36号車がトップから6ポイント差、#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一)もトップから9ポイント差で続いており、最終戦での逆転タイトルに向けては条件付きとはなるが、その可能性は十分にある。

 もちろん、近年のスーパーGT(GT500クラス)で、これだけ多くの車両がチャンピオン争いに絡んだ状態で最終戦を迎えるというのは例がないこと。11月28日~29日の最終戦富士は、今まで以上に激しいバトルが繰り広げられることになりそうだ。

【2020スーパーGT(GT500クラス)ドライバーズランキング上位】

※第7戦もてぎ終了時点

1.塚越広大/ベルトラン・バケット(#17 KEIHIN NSX-GT)51ポイント
2.平川亮(#37 KeePer TOM’S GR Supra)51ポイント
3.松田次生/ロニー・クインタレッリ(#23 MOTUL AUTECH GT-R)49ポイント
4.山本尚貴/牧野任祐(#100 RAYBRIG NSX-GT)49ポイント
5.野尻智紀/福住仁嶺(#8 ARTA NSX-GT)48ポイント
6.大嶋和也/坪井翔(#14 WAKO’S 4CR GR Supra)47ポイント
7.ニック・キャシディ(#37 KeePer TOM’S GR Supra)46ポイント
8.関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ(#36 au TOM’S GR Supra)45ポイント
9.中山雄一(#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)42ポイント

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