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SGT第2戦富士 GT500決勝|ホンダ勢がリベンジ果たす! 17号車が独走勝利

2020スーパーGT第2戦。GT500決勝は#17 KEIHIN NSX-GTが優勝し、ホンダ勢がリベンジを果たした。

#17 KEIHIN NSX-GT

#17 KEIHIN NSX-GT

GTA

 富士スピードウェイで行なわれた2020スーパーGT第2戦決勝。GT500クラスは#17 KEIHIN NSX-GTが優勝を飾った。

 開幕戦では予選・決勝を同日に開催したが、今回は2日に分ける通常フォーマットに戻され、いつもより早い12時からスタート進行が始まっていった。

 グリッド試走の段階では曇り空だったが、フォーメーションラップが始まる段階では太陽が顔を出し始め気温28度、路面温度42度でレースが始まった。

 スタートではポールポジションの#8 ARTA NSX-GT(福住仁嶺)がトップをキープし17号車が2番手で1コーナーを通過。3番手には#12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴)が上がった。一方、後方では#37 KeePer TOM’S GR Supra(ニック・キャシディ)がポジションを上げ7番手まで浮上した。

 開幕戦ではレースペースでGRスープラ勢に負けたNSX-GT勢だが、17号車は1周目から後続に対して3.8秒もの差をつけ、その後も3番手以下を置き去りにするペースで逃げを打っていった。

 一方、後方では#23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)、#14 WAKO’S 4CR GR Supra(大嶋和也)、#100 RAYBRIG NSX-GT(牧野任祐)がGT300の集団を掻き分けながらバトルを展開。その中で14号車の大嶋和也がうまくスペースを見つけ7番手に浮上した。さらに開幕戦で2位表彰台に上がる活躍を見せた#36 au TOM’S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ)も4番手に浮上するなど、ウエイトハンデを背負っている第2戦でも序盤から速さをみせた。

 集団から抜け出た8号車と17号車のトップ争いは序盤から1秒以内の間隔をキープしていたが、10周を過ぎたあたりから17号車のベルトラン・バケットが間合いを詰めていき15周目のコカ・コーラコーナーでアウトからオーバーテイクしトップに浮上。バケットはすぐさまペースを上げて8号車の福住との差を広げていった。

 一方、後方では12号車の平峰と36号車のフェネストラズによる3番手争いが白熱。特にストレートスピードでアドバンテージがある36号車が一気に間合いをつめ、17周目の1コーナーで横に並びかけたが、ここでは順位が入れ替わらなかった。しかしフェネストラズも諦めずに攻略を試み続け、24周目の1コーナーでアウトからオーバーテイクを決め、表彰台圏内へ進出した。

 レースが3分の1を経過すると、GT500クラスではピットストップが始まり、25周目の14号車を皮切りに各車続々とピットイン。特に中団を走っていったGRスープラ勢が早めにピットストップを済ませていった。

 トップの17号車は30周目にピットイン。少しでもタイムを稼ごうとバケットはピット入り口でフルブレーキング。塚越広大に交代した。一方、8号車はステイアウトを選択しピットストップでの再逆転を狙った。

 また17号車と同じタイミングでピットに入った36号車と12号車はピットアウト直後から激しいバトルを展開。タイヤが温まっていない隙を狙って逆転を狙った12号車の佐々木大樹だったが、36号車の関口雄飛がポジションをキープした。

 8号車の福住は1分31秒台のペースを維持し34周目にピットインし野尻智紀に交代。見事17号車の前でコースに復帰したが、タイヤが温まっていないということもあり、17号車がすぐに接近し射程圏内に入った。

 なんとか逃げ切りたかった野尻だがダンロップコーナーの立ち上がりでバランスを崩しスピン。まさかの形で優勝争いから脱落してしまった。

 これでトップに立った17号車は2番手の36号車に対して20秒近いリードを築いており、今季初優勝に向けて周回を重ねていった。

 38周目には表彰台圏内をかけた争いが白熱。ここまで何とか3番手をキープしていた12号車に#14 WAKO’S 4CR GR Supraの坪井翔と、37号車の平川亮が接近。GT300との混走となったタイミングで2台のGRスープラが12号車をオーバーテイクすることに成功した。これにより12号車は5番手に下がることとなった。

 一方、今回がGT500デビューとなった#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraの阪口晴南は#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴を相手にしっかりと6番手をキープしていたが、山本も着実にチャンスを見定め56周目の1コーナーでオーバーテイク。阪口は7番手に下がった。

 レースは残り10周を切ると4番手争いが白熱。37号車の後方に12号車が接近し、さらに6番手に浮上した100号車も追いついて3台によるバトルとなったが、その中でも一番ペースが良かったのは山本で、残り2周というところで12号車をパス。5番手に浮上した。

 後続の各所でバトルが繰り広げられたなか、トップの17号車は淡々と周回を重ね、最終的に15秒のアドバンテージを築いての優勝。チームとしては2018年開幕戦以来の勝利となった。2位は36号車が2戦連続で入り、ドライバーズランキングでトップに浮上した。3位にはこちらも2戦連続となった14号車が入った。

 開幕戦ではGRスープラの先行を許したNSX-GT勢だったが、今回は見事なリベンジを果たす勝利。パルクフェルメに帰ってきた塚越は笑顔でガッツポーズを披露していた。

 

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