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フリー走行レポート

SGT第4戦もてぎ|雨模様となった公式練習は19号車WedsSportがトップタイム

ツインリンクもてぎで開幕した2020年のスーパーGT第4戦。公式練習はヨコハマタイヤを履く#19 WedsSport ADVAN GR Supraがトップタイムを記録した。

#19 WedsSport ADVAN GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 2020年のスーパーGT第4戦がツインリンクもてぎで開幕し、9月12日(土)午前に行なわれた公式練習では#19 WedSport ADVAN GR Supraがトップタイムを記録。GT300クラスは#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが速さをみせた。

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 この日はどんよりとした曇り空となったツインリンクもてぎ。朝の降雨によって路面が濡れていたこともありWET宣言が出された。気温27度、路面温度30度の中で午前10時00分にセッションがスタートしたが、すぐに雨脚が強まり、開始10分のところで完全なウエットコンディションとなった。

 セッション序盤、GT500クラスは#12 カルソニック IMPUL GT-Rが1分48秒757でトップにつけていたが、開始25分を過ぎて速さを見せたのが今季好調のTOM’S勢。#36 au TOM’S GR Supraが1分48秒069でトップタイムをマークすると、#37 KeePer TOM’S GR Supraが1分48秒542で2番手につけた。

 開始30分を迎えるところで#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)がヘアピンでコースオフ。グラベルエリアにマシンを止めてしまい、赤旗中断となった。幸いマシンにダメージはなく、マーシャルの手を借り自走でピットに戻った。

 10時38分にセッションが再開されると、路面上の水の量が減ったこともあり各車ともタイムを上げていたが、その中でGT500クラスでは#19 WedSport ADVAN GR Supra(宮田莉朋)が開始1時間のところで1分39秒029でトップに浮上すると、その後もタイムを縮めていき1分38秒183までタイムを更新した。

 19号車の速さはラスト10分の専有走行になっても健在だった。他車がタイムを上げてくる中、国本雄資が1分37秒923をマーク。今週末最初のセッションをトップで終えた。2番手には#64 Modulo NSX-GTが0.049秒差でつけ、3番手には#16 RedBull MOTUL MUGEN NSX-GTがつけた。

 GT300クラスは#9 PACIFIC NAC D’station Vantage GT3がセッション序盤でトップに立っていたが、途中に1分48秒509を記録した#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが公式練習をトップで終えた。2番手には前回の鈴鹿でポールポジションを獲得する走りを見せた#31 TOYOTA GR SPORTS PRIUS apr GT、3番手にはK-tunes RC F GT3がつけた。さらに今回100kgのウエイトハンデを背負う#11 GAINER TANAX GT-Rが6番手につけ、ダンロップタイヤを履くマシンが1位、3位、6位と上位に食い込む走りをみせた。

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