第7戦もてぎ GT500予選|ホンダ勢がトップ3独占! 64号車Modulo NSX-GTが今季2度目のPP
2020年のスーパーGT第7戦もてぎ。GT500クラスの公式予選はホンダNSX-GT勢がトップ3を独占するパフォーマンスを披露した。
写真:: Masahide Kamio
ツインリンクもてぎで行なわれている2020スーパーGT第7戦。そのGT500クラスの公式予選で、#64 Modulo NSX-GTが今季2度目となるポールポジションを獲得した。
午後になって曇り空となったツインリンクもてぎだが、ドライコンディションであることに変わりはなく、気温19度、路面温度24度の中で公式予選が始まった。
15台から8台に絞られるQ1では、残り8分のところから各車続々とコースイン。朝の公式練習でクラッチ関係のトラブルに見舞われた#100 RAYBRIG NSX-GTも、マシンの修復が終わり、山本尚貴が乗り込んでピットを後にした。
このQ1で速さをみせたのが #64 Modulo NSX-GTの大津弘樹。1分36秒368を叩き出しライバルを圧倒しトップに立った。2番手には#19 WedsSport ADVAN GR Supra(宮田莉朋)が1分36秒714で続き、さらにトラブルで午前中に満足に走行できていなかった100号車が最後にタイムを伸ばして3番手に食い込んだ。
その一方で、ランキング上位につける各チームはウエイトハンデの影響もあってか下位に沈む結果となった。第6戦を終えてランキング首位につけている#14 WAKO’S 4CR GR Supraは坪井翔がアタックを務めるも、Q2進出には一歩及ばず9番手でノックアウト。#37 KeePer TOM’S GR Supraはニック・キャシディの代役で参戦している山下健太が走行を担当したが、13番手に沈んでしまった。さらに第4戦で圧倒的な強さをみせた#17 KEIHIN NSX-GT(ベルトラン・バケット)も、10番手でQ1敗退となった。
ポールポジションをかけてQ1を通過した8台が再度アタックに臨んだQ2だが、ここでも64号車の速さが光った。大津からバトンを受け継いだ伊沢拓也が1分36秒140を叩き出し、早々とトップに躍り出た。これにライバルたちもタイムアタックを繰り返したが、伊沢のタイムに近づくものは現れずセッション終了。64号車が第3戦鈴鹿以来となる2度目のポールポジションを獲得した。
2番手には終盤にタイムを更新した#8 ARTA NSX-GT。福住仁嶺が1分36秒593を記録し、3戦連続でのフロントロウを獲得した。3番手には100号車が入った。トラブルの影響で予選Q2が今週末の初走行となった牧野任祐だが、その影響を感じさせない走りをみせ、1分36秒779を記録。ホンダ勢が予選トップ3を独占した。
日産勢の最上位は#23 MOTUL AUTECH GT-Rの4番手、その後ろに#19 WedsSport ADVAN GR Supraが入り、これがトヨタ勢の最上位となった。
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