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3ワイドのバトル制し2位の100号車STANLEY。ホンダにとっては望外の結果?「苦しい展開覚悟していた」と佐伯LPL

2022スーパーGT開幕戦で、100号車STANLEY NSX-GTが2位を獲得したホンダ陣営。佐伯昌浩ラージプロジェクトリーダーは、もっと厳しい戦いになると覚悟していたようだ。

#100 STANLEY NSX-GT

写真:: Masahide Kamio

 岡山国際サーキットで行なわれた2022スーパーGT開幕戦では、14号車ENEOS X PRIME GR Supraが優勝。ホンダ陣営では、100号車STANLEY NSX-GTが最上位の2位に入った。

 昨年の岡山戦では、多くの車両が予選Q1落ちに終わったことから苦しい戦いを強いられたホンダ勢。今季の開幕前テストでは17号車Astemo NSX-GTが速さを見せていたものの、佐伯昌浩ラージプロジェクトリーダー(LPL)は、これまでの岡山戦でもテストの好調をレースに活かせないケースが多かったことから、苦しい戦いを強いられるだろうと考えていたようだ。

#100 STANLEY NSX-GT

#100 STANLEY NSX-GT

Photo by: Masahide Kamio

 しかし、結果的には100号車STANLEY NSX-GTが力強い走りで表彰台を獲得したため、佐伯LPLは今後に向けてもポジティブな成果を得られたと感じている。彼はHRC(ホンダ・レーシング)のプレスリリースに次のようにコメントを寄せている。

「思わしくない予選結果で、厳しいレースとなりましたが、100号車が2位に入ったことで我々の開発してきた方向性が間違っていなかったことを確認できました」

「事前の岡山テストで得られた感触からは、もう少し苦しい展開になるかなと覚悟していましたが思ったよりいい戦いができました。同じタイヤを使った17号車、8号車については、ペースが上がらなかった原因があると思うので、HRCとして今後解析して対処していきたいと思っています」

 そんな100号車が2位表彰台を手繰り寄せる決定的な瞬間となったのは、72周目のバックストレートエンドだった。ペースの上がらない2番手の12号車カルソニック IMPUL Z(平峰一貴)を先頭としたトレインが形成される中、3番手の38号車ZENT CERUMO GR Supraの石浦宏明が平峰にアウトから並びかける。しかし、その後方から2台のスリップストリームを活かした100号車の山本尚貴が平峰のインに飛び込み3ワイドとなり、2台まとめてオーバーテイクしたのだ。

 山本は同じくHRCのリリースの中で、そのバトルをこう振り返った。

「岡山は抜きづらいサーキットなので、何かよほどのチャンスがなければ順位を入れ替えるのは難しいかなと思っていましたが、前の2台が争ってくれたことで2台分のスリップストリームを使ってインに飛び込めました」

「前の2台もフェアに走ってくれて、接触もない良いバトルができました。あれこそトップドライバー同士のバトルでした」

 
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