若手の台頭にも負けず、自身初PPの国本雄資。相方・阪口晴南は「味の素のような存在」【スーパーGT第3戦鈴鹿:PP記者会見】
鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーGT第3戦の予選。ポールポジション記者会見で語られたGT500のドライバーコメントを紹介。
Yuji Kunimoto, Masataka Bandoh, Sena Sakaguchi, #19 WedsSport ADVAN GR Supra
Masahide Kamio
スーパーGT第3戦鈴鹿の予選では、19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が2戦連続となるGT500クラスのポールポジションを獲得した。記者会見に登場した彼らは、次のように語った。
■19号車WedsSport ADVAN GR Supra
阪口晴南
「鈴鹿は僕たちにとって少し苦手意識のあるコースでしたが、前戦富士からの良い傾向を引き継ぎたいとの思いで週末に臨みました。フリー走行を終えた後は厳しそうな印象で、Q1突破を目標にアジャストして予選に臨みましたが、その調整以上のパフォーマンスが出せたので満足です。Q2では、まさかあんなに素晴らしいタイムが出るとは……驚きました。国本選手に感謝だし、最高の状態でアタックさせてくれたチームにも感謝です」
Masataka Bandoh, Sena Sakaguchi, #19 WedsSport ADVAN GR Supra
Photo by: Masahide Kamio
「前回のレースは中断になってしまったので、今回は最後まで走り切ってお客さんに良いレースを見せたいです。個人的には、前回19号車が序盤に順位を落としてしまったので、今回はこの位置を最後まで守り切って優勝できるように頑張ります」
国本雄資
「自分自身、初めてポールポジションを獲ることができて非常に嬉しいです。自分のアタックで皆が喜んでくれるのは幸せな気分だと思いました。クルマは調子が良く、自信を持ってアタックできました。Q1を走った阪口選手も良いサポートをしてくれましたし、Q1からQ2にかけてチームと密にコミュニケーションを取ったことがこの結果に繋がったと思います。ヨコハマタイヤは敏感なタイヤで、温度がバチっと合うとすごく良いタイムが出ます。今回も天候を見越してバッチリなタイヤを持ち込めたので、エンジニア陣が良い分析をしてくれたと思っています」
「去年から僕はずっとQ1を担当してきました。去年はQ2で(宮田)莉朋くんがすごいタイムを出してくれてポールを2回とったり、今年も前回の富士で阪口選手がQ2で大きくタイムを上げてポールポジションをとったりと、最近の若手はすごいなと正直思っていましたが、自分もそういう番が来た時にしっかりタイムを出せたということは嬉しかったですし、若い選手に速さで負けないということを見せていかないといけないと思います。ただ重要なのは明日です。明日は暑いレースになると思いますが、楽しみなレースができると思うので頑張ります」
#19 WedsSport ADVAN GR Supra
Photo by: Masahide Kamio
「スーパーGTはチームワークが非常に重要です。今年加入した阪口選手はとてもフランクな性格で、チームの輪にすぐ入ってくれました。味の素のように、どこに入れても良い味がする、みたいな(笑)。彼の加入もこの結果に繋がったと思います」
「明日も集中してベストを尽くしますし、ここ(記者会見場)に戻ってくるという気持ちを強く持って、どんなことがあっても戦っていきます」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments