スーパーGT第6戦SUGOは2台にペナルティ。23号車MOTUL、GT300リードする56号車リアライズが4グリッド降格
スーパーGT第6戦では、モラルハザード適用により23号車MOTUL AUTECH Zと56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rに罰則が科されることとなった。
写真:: Masahide Kamio
スポーツランドSUGOで9月17日〜18日にかけて行なわれるスーパーGT第6戦。同レースにおいてGTAドライビング・モラルハザード防止制度の罰則が適用されるドライバーが明らかにされた。
ひとり目は23号車MOTUL AUTECH Zの松田次生。松田は8月末に行なわれた第5戦鈴鹿において12号車カルソニック IMPUL Zの平峰一貴と交錯し、平峰をコース外に押し出す形となり、これが「危険なドライブ行為」とみなされてドライブスルーペナルティの裁定が下されていた。
松田にはペナルティポイントが2点加算され、累積のペナルティポイントが7に。規則では累積ポイントが6に達したドライバーには次戦の公式練習の後半1時間参加禁止とスターティンググリッド4グリッド降格という罰則が適用されることになっており、23号車はSUGO戦でグリッドペナルティを受けることが決定した。
そしてもうひとり、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラも罰則を受けることとなった。デ・オリベイラは第5戦鈴鹿で、88号車Weibo Primez ランボルギーニ GT3に追突したことでドライブスルーペナルティ、そしてその後にFCY(フルコース・イエロー)中の追い抜きでタイム加算ペナルティを受けたが、同大会でペナルティポイントが5点加算されたため、累積ポイントが6に。したがって松田と同内容の罰則を受けることが明らかにされた。
#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R
Photo by: Masahide Kamio
56号車のデ・オリベイラと藤波清斗は現在GT300クラスのポイントリーダーであり、鈴鹿戦でも上限100kgのサクセスウエイトを積みながら上位を走行するなど印象的なパフォーマンスを見せていた。そんな56号車だが、グリッド降格ペナルティによって出鼻をくじかれた格好だ。
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