スーパーGT 第5戦:鈴鹿

「やっちゃいました……」初ポールを眼前にして痛恨のミス。8号車ARTA大湯都史樹がコースオフの要因を語る

スーパーGT第5戦の予選で7番手に終わった8号車ARTA MUGEN NSX-GT。Q2のアタックを担当した大湯都史樹は、ミスさえなければポールポジションは確実だったと悔しがる。

#8 ARTA MUGEN NSX-GT

「やっちゃいました……」

 申し訳なさそうな表情でそう語るのは、8号車ARTA MUGEN NSX-GTの大湯都史樹だ。スーパーGT第5戦鈴鹿、ポールポジションの最右翼であった8号車は予選Q2で大湯が鬼神の走りを見せていたが、デグナーでのミスが響き7番手に終わった。

 8号車ARTAは、Q1で野尻智紀が1分46秒399でトップ通過し、大湯にバトンを繋いだ。その大湯はQ2のアタックにおいて、逆バンクまでのセクター1を全体ベストタイムで通過。終わってみればこのセクタータイムはGT500で最速であった。

 大湯は勢いのままにセクター2に突入したが、デグナー2個目の立ち上がりでアウトに膨らみ、コース外の芝に両輪を乗せてしまった。それでもトップの僚機16号車ARTA MUGEN NSX-GTから0.192秒差の3番手タイムを叩き出した大湯だったが、走路外走行と判定されラップタイム抹消。7番手から追い上げのレースを強いられることになった。

 16号車ARTAのポールタイムは1分46秒385だったが、大湯は「(自身のアタックでは)1分45秒も全然あり得た」と悔しがる。曰く、午前のフリー走行の際とは違った走らせ方をするなど、少しでもタイムを上げる工夫をしていたが、それが裏目に出たと感じているようだ。

「フリー走行とはちょっと走り方を変えました。ただ、うまく決まり過ぎて、曲がり過ぎて、(デグナー2個目のイン側の)縁石に深めに乗ってしまって浮いてしまったので、そのせいでアンダーステアが出てしまいました」

「そっちの走り方の方が、100分の1でも速そうな気がしていました。そういった積み重ねがタイムに影響しますからね。絶対にポールを獲るため、フリー走行ではやっていない走りをしたのですが、ギリギリ(コース内に)収まらず……やらかしました」

「普通に行っていればポールは間違いなかったと思います。(2番手以下を)どれだけ離せるかという領域だったと思いますが、速さを追い求め過ぎました」

 16号車がポールからスタートする一方、8号車は7番グリッドからポジションアップを目指すことになる。大湯はコース上のオーバーテイクで順位を上げていくことは容易ではないとしつつも、展開次第では上位に食い込むポテンシャルがあると語った。

「コース上で抜くのが簡単ではないのが鈴鹿です。ここ数戦、NSXはそこまでストレートが速い印象ではないので、なおさらです」

「ただ戦略やセーフティカーなどを活かして前に行けるポテンシャルはあると思います。レースは絶対荒れると思うので、ワンツーも狙えると思います。単純なオーバーテイクは難しいかもしれませんが、その辺りをうまくやってポジションを上げていきたいです」

 
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