予選レポート

スーパーGT 第6戦:SUGO

ARTA大湯都史樹が前戦鈴鹿の“やらかし”をリベンジ! GT300はベテラン高木が驚速アタックでPP|スーパーGT第6戦SUGO予選

スーパーGT第6戦SUGOの予選が行なわれ、8号車ARTA MUGEN NSX-GTがGT500クラス、96号車K-tunes RC F GT3がGT300クラスのポールポジションを獲得した。

公開日時: 2023/09/16 8:21

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Tomoki Nojiri, Toshiki Oyu, #8 ARTA MUGEN NSX-GT

 9月16日、スーパーGT第6戦の公式予選がスポーツランドSUGOで行なわれた。GT500クラスは8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)、GT300クラスは96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)がポールポジションを獲得した。

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 今季のスーパーGTも残すところあと3戦となったが、第7戦オートポリスからサクセスウエイトが緩和されるため、第6戦SUGOは各車が通常通りのサクセスウエイトを搭載する最後のレースとなる。そのため、獲得ポイントが少なく搭載ウエイトが軽いチームにとっては、好結果を残してライバルとの差を縮める絶好のチャンスとなる。

 レースウィークの金曜日から雨に見舞われたSUGOは、土曜日午前こそ雨は降らず、ドライコンディションで午後の予選を迎えられるかと思われたが、予選開始直前になって雨雲がSUGOの上空をかすめ、短時間ながらサーキットを濡らした。路面状況は“ちょい濡れ”のダンプコンディションとなり、14時40分にセッションがスタートした。

■GT500クラス

 GT300クラスのQ1は雨上がりの難しい路面コンディションとなったが、15時を過ぎてGT500のQ1が始まる頃になるとサーキット上空にも青空が広がり、ほぼドライコンディションといって差し支えない状況となった。

 次々とトップタイムが塗り替えられる中、Q1をトップ通過したのは1分10秒164をマークした23号車MOTUL AUTECH Z。失格となった前戦の雪辱を果たすべく、上々の滑り出しとなった。2番手は39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra、3番手は17号車Astemo NSX-GTと続いた。

 サクセスウエイト90kgの36号車au TOM'S GR Supra、同74kgの16号車ARTA MUGEN NSX-GTなど、重い足枷の車両が軒並みQ1敗退となる中、ポイントリーダーでサクセスウエイト98kgの3号車Niterra MOTUL Zは高星明誠が8番手に滑り込み、Q1突破。NDDP RACINGのガレージは歓喜に包まれた。

 Q2ではまず3号車Niterraがターゲットタイムとなる1分10秒823をマークすると、後続が続々とタイムを更新していった。23号車NISMOのロニー・クインタレッリが1分09秒486をマークしてポールを奪取したかに見えたが、8号車ARTA MUGEN NSX-GTの大湯都史樹がクインタレッリの区間タイムをさらに塗り替え、1分09秒413でポールポジション獲得となった。

 大湯は前戦鈴鹿のQ2でコースオフを喫し、ポールポジションのチャンスを逸していたが、SUGOでそのリベンジを達成した形だ。なお彼にとってはGT500で初のポールポジション獲得となった。

■GT300クラス

 ダンプコンディションで14時40分にスタートしたGT300クラスのQ1 A組は、ドライコンディションとなった午前の専有走行と比べると7〜8秒ほど遅いラップタイムとなった。トップタイムは1分25秒565をマークした65号車LEON PYRAMID AMG。ランキング上位につける7号車Studie BMW M4、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rも順当にQ2に駒を進めた。

 一方で公式練習で2番手と好調だった60号車Syntium LMcorsa GR Supra GTは9番手で惜しくもノックアウトとなった。なお、公式練習でクラッシュの48号車植毛ケーズフロンティア GT-Rは出走しなかった。

 Q1のB組がスタートする頃には路面状況も改善され、一旦ウエットタイヤでコースインした車両もドライタイヤに履き替えるなど、慌ただしいセッションとなった。

 後続のマシンが既存のトップタイムを続々更新するような展開となったが、最終的なトップタイムはポイントリーダーの18号車UPGARAGE NSX GT3。小林崇志が100kgの最大ウエイトをものともしない1分18秒449というタイムで相方の小出峻にバトンを繋いだ。公式練習トップの61号車SUBARU BRZ R&D SPORTも2番手タイムで順当にQ2進出となった。

 18号車UPGARAGEらと同様に100kgウエイトを積む2号車muta Racing GR86 GTは10番手でノックアウト。他の100kgウエイト勢はQ2に進出しているだけに、タイトル争いを考えると2号車にとっては厳しい結果となった。

 Q2ではまず、61号車スバルの山内英輝が練習走行のタイムを大きく上回る1分17秒855でトップに。残り4分を切ったばかりというやや早いタイミングでフライングラップを刻んだ。しかしそれを大きく上回るペースで周回していたのが、96号車K-tunes RC F GT3の高木真一。高木は1分17秒089というタイムでライバルに大差をつけ、今季初のポールポジションを獲得した。2番手には20号車シェイドレーシング GR86 GTが入り、スーパーGT参戦以来ベストグリッドを獲得。61号車スバルは3番手だった。

 これにより高木は、山内に更新されたばかりだったGT300最多ポールポジション記録において、また山内と肩を並べる形となった。

 

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