太田格之進、スーパーGT富士戦で瑶子女王から特製ステッカー賜り気合い十分「いつまでも推していただけるように、結果を」
スーパーGT第4戦富士で瑶子女王殿下からの激励を受けたAstemo REAL RACINGの太田格之進は、殿下への感謝の気持ちを示しつつ、今回結果を出すことで、リタイアに終わったスーパーフォーミュラのリベンジを誓った。
Kakunoshin Ohta, #17 Astemo CIVIC TYPE R-GT
写真:: Motorsport.com / Japan
三笠宮家の瑶子女王殿下のご来場、そしてグリッド上での「にわかファンではございません!」とのお言葉が話題となったスーパーフォーミュラ第4戦富士から2週間。同じく富士スピードウェイで開催されているスーパーGT第4戦のパドックにも、瑶子女王のお姿があった。
モータースポーツがお好きで、これまでにも数々のサーキットを訪れていたという瑶子女王は、スーパーフォーミュラ第4戦が“瑶子女王杯”となったことで、大会名誉総裁としてご公務に臨まれた。そこで殿下のモータースポーツに対する熱意や、ドライバーや関係者に対してカジュアルにコミュニケーションをとられるお姿が話題を集めた。
そして今回のスーパーGT富士戦においても、瑶子女王は現地でいくつかのチームを訪問されたようで、瑶子女王のお姿があしらわれたステッカーをいただいたと報告するドライバーもいた。
Astemo REAL RACINGの太田格之進もそのひとり。太田は瑶子女王杯の際に「殿下をキュンキュンさせる走りがしたい」と宣言し、瑶子女王からもレース前のご挨拶で「太田格之進くんは、今回の決勝レースで私をキュンキュンさせるようですので、期待をしております」と言及されるなど、一際注目を浴びたドライバーだ。その太田は今回賜ったステッカーをヘルメットに貼って予選に臨んだ。
太田格之進のヘルメットに貼られた瑶子女王のステッカー
写真: motorsport.com Japan
瑶子女王がピットに来られると聞き「『マジで?』と思いました」と驚きを語った太田だが、モータースポーツ業界にとっても非常にありがたいことだと述べた。
「こうやってフランクに話しかけてくださるのはありがたいことですし、瑶子女王が来られることで、モータースポーツ自体の格も上がりますし、現場も引き締まり、良いことしかないと思います」
「来ていただけることに感謝しつつ、いつまでも推していただけるように、僕も結果を出さないとなと思います(笑)。先週(スーパー耐久)に引き続き、2週連続の優勝を目指します」
今回太田が乗る17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTは、太田と塚越広大のドライブにより予選5番グリッドを獲得した。太田は17号車はレースペースが良いことから、決勝でも優勝を狙えると意気込む。また、スーパーフォーミュラでは同じく5番グリッドを確保しながらも電気系トラブルによりスタートすらできずにレースを終えているため、今回こそ瑶子女王の前で結果を出したいところだ。
「予選5番手なので、優勝を狙える位置です。前回のレースも最下位から6位に入っているし、レースペースはずっと良いんですよ。すごく自信はありますし心配していません」
「SFの時は(スタート前のご挨拶で)名前を呼んでいただいたにもかかわらずスタートできませんでした。今回も同じ5番手からですが、明日はその再来にならないことを願いたいです。良いパワーをもらっていると思いますし」
#17 Astemo CIVIC TYPE R-GT
写真: Masahide Kamio
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