スーパーGT 第4戦:富士

予選で特大ミスしてもフロントロウ&優勝! au TOM'S坪井翔、磐石「グリッド2列目までにいればチャンスあると思っていた」

スーパーGT第4戦富士スプリントのレース1で予選2番手から優勝した坪井翔は、予選アタックでミスをしたことについて「ダサすぎた」と語ったが、グリッド2列目以内にいれば勝つチャンスがあると思っていたと語った。

戎井健一郎

公開日時: 2025/08/02 11:27

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Sho Tsuboi, #1 au TOM'S GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 土日でスプリントレースが計3本開催されるスーパーGT第4戦富士で、土曜日の混走35周レースを制したのは、1号車au TOM'S GR Supraの坪井翔。まさに下馬評通りの勝利だった。

 au TOM'Sはシリーズ3連覇に向けて開幕から好調を維持しており、今回の富士スプリントはサクセスウエイトが無しになることもあって、ポールポジション獲得&優勝の最右翼とされていた。坪井がステアリングを握るレース1の予選は、19号車WedsSport ADVAN GR Supraの阪口晴南に敗れて2番手となったが、その阪口が会見で「関係者の皆さんは100人中97人くらいが(ポールは)坪井くんだと思っていたんじゃないか」とさえ語ったくらいだ。

 その予選ではポールの阪口と0.053秒差と僅差だった坪井。しかもこれは、ミスがあった上での2番手タイムだというから驚きだ。

「予選があまりにもダサすぎました。よく2番手で収まったな、というくらいの大失敗をしたので」と語る坪井。ミスの詳細についてこう説明した。

「1コーナーで曲がり切れず、外側の砂利にはみ出てしまいました。あそこでコンマ3秒は確実にロスしていたと思います」

「そこに至る原因となったものはその手前にあります。まだタイヤを温めている中、位置取りで色々あり、そうなって(オーバーシュートして)しまいました。運転手としてもう少し予測をして対処すべきでしたが、『一発のギリギリのタイムを出さないと』という欲もあって、温まりきっていないタイヤとしてはオーバードライブをしてしまったのかもしれません。僕にも反省すべき点はあります」

 ただ決勝での坪井の走りはまさに盤石であった。スタート直後は38号車KeePer CERUMO GR Supraの大湯都史樹に前に出られ3番手となったが、大湯をオープニングラップのうちに料理。その直後にセーフティカー(SC)が出されると、リスタートで阪口も抜いてトップに立ち、そこからはほぼ無風のレース運びを見せた。大湯のみが2.5秒差と肉薄したが、その他は20秒以上離されてしまった。わずか35周、途中SCリスタートもあった中でだ。

 早々にレースリーダーとなった坪井だが、ペースに自信があったことからあくまで落ち着いてレースを進めていたという。「決勝ではいつも1号車は強みを持っているので、決勝は(グリッド)2列目までにいればチャンスがあると正直思っていました」と話す坪井は、様子を見ながら「ガンガン来た」大湯に対応し、ウォームアップでWedsSportに対して分があると見るや、リスタートのタイミングを見逃さずに阪口へのオーバーテイクを完遂した形だ。

 日曜のGT500単独の50分レースは相方の山下健太が対応。自らの任務を終えた坪井は肩の荷が降りることになるが、「いちスーパーGTファンとしてレースを客観的に見れたらと思いますが、とはいえ情報のフィードバックはしっかりしつつ、今日取りこぼした(ポールのボーナスポイント)0.5点を山下選手がしっかり取ってくれることに期待します」と会見を締め括った。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 1位から5位までスープラ! トヨタ勢がレース1を圧倒。優勝はau TOM'S坪井|スーパーGT第4戦

次の記事 ノーウエイト富士戦でトヨタGRスープラが他を圧倒。苦戦したホンダ勢の牧野「正直そうなるだろうと思っていた」

More from

戎井健一郎



SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」

SFライツ

SFライツ 1 日前

SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」



スーパーフォーミュラの“秘密の花園”、パートナーラウンジに潜入! そこにあるのは優雅な観戦体験だけじゃない……ビジネスチャンスも満載

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 2 日前

スーパーフォーミュラの“秘密の花園”、パートナーラウンジに潜入! そこにあるのは優雅な観戦体験だけじゃない……ビジネスチャンスも満載



中村紀庵ベルタがFIA F3ポストシーズンテストで初日トップタイム記録。中村仁はプレマから参加……日本勢は計4人

FIA F3

FIA F3 2 日前

中村紀庵ベルタがFIA F3ポストシーズンテストで初日トップタイム記録。中村仁はプレマから参加……日本勢は計4人

最新ニュース



ホンダPUがシンガポールGPで期待外れに終わった原因はターボラグ。折原エンジニア「制御に苦しみ、加速が不安定に」

F1

F1 F1

アメリカGP

3 時間前

ホンダPUがシンガポールGPで期待外れに終わった原因はターボラグ。折原エンジニア「制御に苦しみ、加速が不安定に」



マルティン「ドゥカティ走りからアプリリアへ適応が必要だった」オーストラリア初日陣営最下位の理由

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

3 時間前

マルティン「ドゥカティ走りからアプリリアへ適応が必要だった」オーストラリア初日陣営最下位の理由



ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

4 時間前

ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」



アストンマーティン現場責任者「今の問題はシャシーにあるのか、ホンダのPUにあるのか、明確に切り分けることはできない」と認める

F1

F1 F1

アメリカGP

5 時間前

アストンマーティン現場責任者「今の問題はシャシーにあるのか、ホンダのPUにあるのか、明確に切り分けることはできない」と認める

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録