スーパーGT 第4戦:富士

“ガチンコ勝負”で王者au TOM'S倒した! 福住仁嶺「みんなの自信になった」|スーパーGT第4戦レース2会見

スーパーGT第4戦のレース2で優勝した福住仁嶺は、ノーウエイトのレースで王者au TOM'Sを抑えきったことはチームの自信になると語った。

戎井健一郎

公開日時: 2025/08/04 1:39

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Nirei Fukuzumi, #14 ENEOS X PRIME GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 GT500、GT300各クラス単独の50分レースとして開催されたスーパーGT第4戦富士スプリントのレース2。どちらもポールシッターの福住仁嶺(#14 ENEOS X PRIME GR Supra)と藤井誠暢(#777 D'station Vantage GT3)が逃げ切り勝利を収めた。そのふたりが記者会見で喜びを語った。

 まずGT500で勝った福住は、大本命とされた1号車au TOM'S GR Supraの山下健太を抑えきったことに大きな価値があると言える。au TOM'Sは2023年、2024年と圧倒的な強さでシリーズタイトルを勝ち取っており、今季も選手権を独走中。今回のようなノーウエイトでの“ガチンコ勝負”となると、敵なしなのではと言われていた。

 しかし昨年最終戦鈴鹿、そして今季開幕戦岡山でコースレコードを塗り替えたスピードスター福住は、予選で山下を下してポールポジションを獲得。決勝でも30周以上に渡る山下からの追撃を振り切り、見事勝利を収めた。

 相方の大嶋和也がリタイアに終わったレース1での結果(au TOM'Sの坪井翔が優勝)を含めると、ENEOSは結果的にau TOM'Sに点差を広げられる形になったが、福住は今回のノーウエイト勝負での優勝がチームに自信を与えるはずだと述べた。

「チョイスしたタイヤは下がっている路面温度に対して逆方向(高温向きのハード側)だったので、スタートで柔らかいタイヤを履いた人たとに抜かれるんじゃないかという心配がありましたが、フォーメーションラップでタイヤはしっかり温まってくれました」

 福住はそうレースを振り返る。

「スタートも悪くなくて、少しギャップを作れたことで後半に影響したと思います。1号車はずっと2秒くらい後ろにいたので精神的にはきつい状況でしたが、最後まで抑えることができました。スプリントのガチンコレースで1号車に勝てたことは、みんなにとっての自信になったと思います」

写真: Masahide Kamio

 一方でGT300で勝利を収めた藤井は、ハンコック・ポルシェ時代の2012年、富士スピードウェイで開催されていたシリーズ外のスプリントレース『JAFグランプリ』を優勝した経験があるなど、スプリントは「すごく楽しい」と好印象を抱いていた。そんな中で、前戦レース1で相方チャーリー・ファグが優勝するなど好調なヴァンテージで、しっかり結果を残して見せた。

「スーパーGTはふたりでやるレースですが、ドライバーはひとりでレースを楽しみたいというか、自分で好きにセットアップして走りたいという人が多いと思います。そういう意味でも、自分次第で勝負できるレースは面白いという印象です。色々大変でしたが、意外と楽しみました」

 スプリントフォーマットの魅力について、藤井はそう語った。

 また777号車D'stationのふたりにとって今回の連勝は、タイトル争いにとっても大きな意味を持つ。ランキングトップに立つ65号車LEON PYRAMID AMGとの差を一気に縮め、4.5ポイント差の2番手に浮上したのだ。

 藤井は後半戦のスタートとなる第5戦鈴鹿への意気込みを次のように述べた。

「鈴鹿はタイヤに厳しい上に、夏の開催で路面温度も高いので結構大変なレースになると思います」

「それにウエイトがあるので結構重くなってしまいますし、GT300では50kg以上のウエイトになると給油リストリクターが付くので、ピットもだいぶのんびりになったりとあまり楽しくないレースをしないといけませんが、今はランキング2番手でトップとの差が縮まったので、鈴鹿ではなるべく1点でも多くのポイントを取りたいです」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 ホンダ陣営、富士スプリントで近年稀に見る惨敗。HRC開発陣も落胆隠せず「昔は得意不得意があったが……今はそういう状況ではない」

次の記事 スーパーGT富士スプリントでは坂東代表熱望の“インディスタート”は実現せず「競技運営側から『安全の確保ができない』と」

More from

戎井健一郎



グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 1 日前

グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう



次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」

WEC

WEC

Fuji

2 日前

次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」



DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

8 日前

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

最新ニュース



FIAとACO、2037年末までの長期契約を締結。”WEC分裂”の憶測を払拭。FIA会長「世紀の大契約だ!」

WEC

WEC WEC

Fuji

15 分前

FIAとACO、2037年末までの長期契約を締結。”WEC分裂”の憶測を払拭。FIA会長「世紀の大契約だ!」



ホンダ、2回目のADUOアップデートはターボ。すでにスペインGPで投入済み……HRC渡辺康治社長が明かす

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

ホンダ、2回目のADUOアップデートはターボ。すでにスペインGPで投入済み……HRC渡辺康治社長が明かす



日本GPに向けてボルテージアップ! MotoGP Fan Fest Tokyo大盛り上がり。小椋「頑張って走ります!」

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

1 時間前

日本GPに向けてボルテージアップ! MotoGP Fan Fest Tokyo大盛り上がり。小椋「頑張って走ります!」



オコン、ハースF1との契約終了に際しコメント「これで僕のF1キャリアが終わったわけではない」

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

オコン、ハースF1との契約終了に際しコメント「これで僕のF1キャリアが終わったわけではない」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録