スーパーGT 第5戦:鈴鹿

今季初勝利のチャンス逸したシビック。ポールシッターARTA佐藤蓮もZに食らいつけず「ストレートスピードの問題はホンダとしてずっと抱えている」

スーパーGT第5戦鈴鹿で、今季初勝利の期待がかかりながらも表彰台にすら届かなかったホンダ陣営。4位に終わったARTAの佐藤蓮は、ライバルに対してストレートスピードで劣り、厳しいレースになったと語った。

戎井健一郎

編集: 2025/09/07 11:07

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

#3 Niterra MOTUL Z , #16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT

写真:: Masahide Kamio

 スーパーGT第5戦鈴鹿は、大量のサクセスウエイトを積むトヨタ・スープラ勢を尻目に、ホンダ・シビックと日産Zが今季初勝利を挙げられるかが注目された。優勝したのはNISMOの23号車MOTUL AUTECH Z。ホンダ勢はポールシッターの16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTが陣営最上位の4位に終わり、表彰台も逃すという結果に終わった。

 16号車ARTAは、スタートドライバーの大津弘樹が23号車NISMOからのプレッシャーを受けながらもトップを死守した。そしてピットウインドウの最少周回である18周目にピットに向かうと、23号車も同時ピット。ただ前でコースに復帰したのは23号車の方だった。

 大津からバトンを受け取った佐藤蓮にとっては、厳しい展開が続いた。次の周にピットインした3号車Niterra MOTUL Zの三宅淳詞が目の前でコース復帰。コールドタイヤの三宅は絶妙なブロックラインを取り、佐藤を前に行かせなかった。さらに14号車ENEOS X PRIME GR Supraもその前でピットアウトしたため、16号車ARTAは事実上の4番手まで落ちた。

 確かに16号車ARTAのアウトラップのタイムを見ると、ライバルよりも数秒遅い。なぜ遅れたのか理由はハッキリしていないが、佐藤はこう語る。

写真: Masahide Kamio

「他(のピット作業)が速かったですよね。傾向としてホンダ勢の給油がちょっと長いということもあり、セパンで8号車がやられた(注:トップ走行もピットストップでライバル勢の逆転を許した)こともありました。なのでこのマージンだと厳しいかなと覚悟していましたが……」

 またポジションを落とした16号車ARTAが順位を上げていけなかった理由には、先行車のダーティエアに苦しんだという要因もあるだろうが、ライバルと比べてストレートスピードが苦しいという点もあると佐藤は指摘する。佐藤はZを駆る三宅を攻略できなかったことについて「(Zの)ストレートが速すぎて抜けませんでした。スリップにつけるほど立ち上がりでついていけなかったので、チャンスがなかったですね」と話している。

写真: Masahide Kamio

 彼はさらにこう続ける。

「やっぱり今のコンセプトではストレートが厳しいというのが、ホンダ勢としてずっと抱えている問題です。予選では速さを見せられましたが、決勝に向けてどうしていくべきかは今後考えないといけないと思います」

 今回の結果により、ホンダ勢はランキング下位に沈むこととなった。陣営最上位は100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT、山本尚貴、牧野任祐組の8番手……トヨタ、日産よりも軒並み軽くなる第6戦SUGOこそは、落とすことができないレースと言える。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 “古代兵器”とは言わせんぞ! TEAM MACHのMC86が繰り上がりで3位に。塩津佑介&木村偉織が喜び爆発

次の記事 苦しんできたBRZがついに今季初表彰台。ただ勝利には届かず……安堵より悔しさ“ほぼ100%”の山内英輝「残念。それ以外言葉が出てこない」

More from

戎井健一郎



F2行きの噂が加速する坪井翔、所属先はハイテックではない? トヨタと欧州チームの提携はどうなる

FIA F2

FIA F2 12 時間前

F2行きの噂が加速する坪井翔、所属先はハイテックではない? トヨタと欧州チームの提携はどうなる



2026年マカオGP、日本勢は5人参戦! 山越陽悠は昨年優勝チームから……トムスも自前マシン投入で気合い十分

Other open wheel

Other open wheel 13 時間前

2026年マカオGP、日本勢は5人参戦! 山越陽悠は昨年優勝チームから……トムスも自前マシン投入で気合い十分



怪我でレース欠場の千代勝正&阪口晴南、スーパーGTオートポリスで揃って復帰へ。骨折の千代は見立てに反しスピード回復

スーパーGT

スーパーGT 14 時間前

怪我でレース欠場の千代勝正&阪口晴南、スーパーGTオートポリスで揃って復帰へ。骨折の千代は見立てに反しスピード回復

最新ニュース



F2行きの噂が加速する坪井翔、所属先はハイテックではない? トヨタと欧州チームの提携はどうなる

FIA F2

F2 FIA F2 12 時間前

F2行きの噂が加速する坪井翔、所属先はハイテックではない? トヨタと欧州チームの提携はどうなる



山本左近議員、F1日本GPを国として支える必要性を主張「我が国の貴重な国際的資産……開催権料への公的支援も選択肢のひとつ」

F1

F1 F1

シンガポールGP

13 時間前

山本左近議員、F1日本GPを国として支える必要性を主張「我が国の貴重な国際的資産……開催権料への公的支援も選択肢のひとつ」



2026年マカオGP、日本勢は5人参戦! 山越陽悠は昨年優勝チームから……トムスも自前マシン投入で気合い十分

Other open wheel

Misc Other open wheel 13 時間前

2026年マカオGP、日本勢は5人参戦! 山越陽悠は昨年優勝チームから……トムスも自前マシン投入で気合い十分



FIA F2のミシェルCEO、カタールとアブダビの2戦は”予定通り開催”と断言「我々はその2戦でシーズンを終えたい」

FIA F2

F2 FIA F2 14 時間前

FIA F2のミシェルCEO、カタールとアブダビの2戦は”予定通り開催”と断言「我々はその2戦でシーズンを終えたい」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録