スーパーGT 第8戦:もてぎ

光明さした逆転王座に黄色信号。前のマシンに詰まり、まさかのQ1落ち……意気消沈のENEOS大嶋は言葉少な「もったいなかった」

スーパーGT最終戦の予選でQ1敗退に終わった14号車ENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也は、前のマシンに詰まる形で満足いくアタックができなかったことを悔しがった。

戎井健一郎

公開日時: 2025/11/01 9:36

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#14 ENEOS X PRIME GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 最終戦に向けて、6チームがタイトル獲得のチャンスを残している2025年のスーパーGT・GT500クラス。連覇を狙う1号車au TOM'S GR Supraの坪井翔、山下健太組を追いかける5チームの中で、逆転に向けて最も有力と見られていたランキング2番手の14号車ENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也、福住仁嶺組は、予選で13番手に沈んだ。

 今季優勝1回、2位2回を記録しているENEOSは、au TOM'Sとの差を6点に縮めて最終戦もてぎに乗り込んだ。優勝すればau TOM'Sが3位以下でタイトルが転がり込んでくるENEOSは、土曜午前の公式練習でトップタイムをマークするなど、幸先の良いスタートを切っていた。

 しかし、迎えた予選では大嶋がアタックを担当するも、タイムが伸びず13番手。まさかのQ1敗退となってしまった。

福住仁嶺

福住仁嶺

写真: Masahide Kamio

 中継映像では、アタック中の大嶋が前を走る19号車WedsSport ADVAN GR Supraの真後ろに接近している姿が映し出されていたが、やはりこれが痛手となったようだ。

 予選後、意気消沈した様子でパドックに姿を現した大嶋。チームのテントから出てくる際には、落ち込む大嶋を相方の福住が明るく励ますような姿もあった。

「計測3周目、4周目に(2周連続で)アタックするという作戦でしたが、アタック1周目の終わりに19号車に追いついてしまいました。2周目のアタックはベタベタに接近した状態で始まりましたが、全然ダウンフォースがありませんでした」

 大嶋はそう説明する。

「1周目の終わりでアタックを諦めて、次に照準を合わせればよかったのですが……。ポテンシャル的には全然あるので、もったいなかったなと思います」

 結局、“ビタビタ”の状態で始まった2周目のアタックラップでは、万全な状態ではないながらも前の周のベストタイムをコンマ7秒更新したが、Q1進出ラインにはわずか0.05秒届かず。「あれだけ引っかかっりながらでもタイムを更新できるくらい、アタック2周目の方がタイヤは良かったです。納得はいかないですが、4周目(=アタック2周目)にかけるという判断ができなかったので……しょうがないです」と大嶋は悔しがる。

「悔しいですけど、クルマは速そうなので、なんとか追い上げるしかありません」

 

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