テストレポート

スーパーGT 富士公式テスト

スーパーGT富士テストが終了。3連覇狙うau TOM'Sは最速タイム&ロングランも頭抜けた安定感

スーパーGT富士テスト2日目は、初日と変わってドライコンディションになったことで各車ショートラン、ロングラン共に積極的に実施。最速タイムは1号車au TOM'Sで、ロングランでも高い安定感を見せた。

戎井健一郎

編集: 2025/03/30 8:50

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#1 au TOM'S GR Supra

#1 au TOM'S GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 3月30日、富士スピードウェイでスーパーGT公式テストの2日目が行なれた。公式テスト最終日は待望のドライコンディションとなり、各車が積極的に周回を重ねた。

 ここまで悪天候に祟られてきた2025年シーズンの公式テスト。しかし富士テスト2日目はやや雲は多いものの晴れとなり、ドライコンディションでのセッションが実現した。天候回復の甲斐もあってか、サーキットへと詰めかけるファンの数も初日より明らかに増えており、パドックはレースウィークのようにごった返していた。富士スピードウェイによると、2日間の入場者数は11,200人だったという。

 午前セッションは9時半にスタートし、セーフティカー訓練の後に本格的な走行が始まっていった。前日の雨により一部路面が乾ききっていない箇所もあったためウエット宣言が出されたが、基本的にはドライ路面であり、各陣営が待ってましたと言わんばかりに山積みであろうメニューをこなしていった。

 基本的には各車10周前後の周回を繰り返すという形で、午前中はロングランペースの確認というよりも、まずはセットアップの確認とタイヤのスペック比較・評価がメインといったところか。ただガレージで長時間留まるようなチームは少なく、GT500には約2時間半で70周以上走行する車両もあった。

 その中でトップタイムをマークしたのは、GT500の3連覇を目指す1号車au TOM'S GR Supraで、タイムは山下健太が記録した1分27秒125。2番手には8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTが僅差の1分27秒169で続き、3番手以下にも100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT、16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTとホンダ勢が続いた。日産Zの最上位は23号車MOTUL AUTECH Zの6番手だった。

 GT300も前年王者の0号車VENTENY Lamborghini GT3がトップタイムで、65号車LEON PYRAMID AMG、4号車グッドスマイル 初音ミク AMGとメルセデス勢が続いた。

 午後のセッションは13時50分から2時間20分実施された。GT500は多くの車両が20周前後のロングランを複数回にわたって実施。39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraと17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTはトラブルで満足に周回できなかったが、それ以外の車両は70周前後を走破した。

 各車のロングランペースを見ていくと、最も高水準で安定したパフォーマンスを見せていたのはやはりau TOM'S。ライバルは走り出しこそ1分28秒台〜1分29秒台で推移するものの、10周を過ぎると1分30秒台に落ち込む車両がほとんど。その中でau TOM'Sはほとんどの周回で1分29秒台で揃える安定ぶり。次点で 3号車Niterra MOTUL Z、Deloitte TOM'S GR Supraあたりも力強いロングランを見せていた印象だ。

 午後セッションのトップタイムは14号車ENEOS X PRIME GR Supraで1分27秒343。1号車au TOM'S、19号車WedsSport ADVAN GR Supraとトヨタ勢が続いた。

 GT300クラスは午前に続いて0号車のウラカンがトップタイム。AMGも速さを見せたが、今季から新車のAMGを投入しているPACIFIC RACINGの9号車PACIFIC アイドルマスター NAC AMGが2番手に食い込んできた。 

 

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