スーパーGT 第2戦:富士

2戦続けて速いぞWedsSport&ヨコハマ! ポール逃すも阪口晴南の声弾む「今シーズン勝つチャンスはかなりあると思っている」

スーパーGT第2戦富士で予選2番手を獲得した19号車WedsSport ADVAN GR Supraの阪口晴南は、ポールポジションを逃した悔しさはあるものの、2戦連続で速さを見せられていることを非常にポジティブに捉えている。

戎井健一郎

公開日時: 2025/05/03 12:32

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#19 WedsSport ADVAN GR Supra

#19 WedsSport ADVAN GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 WedsSportの勢いが止まらない。スーパーGT開幕戦岡山で予選5番手スタートから決勝でも上位争いに顔を出した19号車WedsSport ADVAN GR Supraは、第2戦富士の予選でも2番手に食い込むなど好調さをキープしている。

 GT500クラスの数少ないヨコハマタイヤユーザーの一角であるWedsSportは昨年大苦戦。持ち味だった予選での速さも影を潜めた上に決勝でも上位に上がれず、ランキング最下位に終わった。

 しかし雨で波乱のレースとなった今季の開幕戦では、ベテランの国本雄資が粘りの走りで阪口にバトンを繋ぐと、阪口は4番手争いに加わった。最終的には接触によるダメージでリタイアに終わってしまったが、レース後の阪口は「僕たちの強みが戻ってきて、さらにレベルが上がっている。ここからずっと(調子が)良い気がします」として、今後に向けたポジティブな期待感を語っていた。

 そこから3週間後の富士戦でも、実際に好調を維持し続けているWedsSport。再び阪口のもとを訪ねたが、確かな手応えから、いつになく声が弾んでいるように感じられた。

「フリー走行が速いことはあまりなかったのですが、(今回は)フリー走行から好調でした。僕のファーストアタックも、国本さんの専有走行のアタックも良かったし、Q1も良かったし……Q2は僕らとしては(Q1より)少し良くなったものの、ライバル勢がすごく上げてきて、そこにちょっと足りませんでした」

 阪口はそう説明する。

「僕もちょっと悔しいなという部分はありますが、この順位を悔しがれるほどパフォーマンスが上がっているのは本当に素晴らしいことです。去年の予選の成績と比べると、前回5番手、今回2番手と来ているのは、チームとしてもヨコハマタイヤとしてもかなり明るい、良い状態なのかなと思います」

 ただ、言わずもがな本番は決勝だ。今回のフォーマットは給油を含むピットストップ2回が義務となる3時間レース。阪口は「(決勝では)予選同等のパフォーマンスが出せているとは思っていない」と改善の余地があると話すが、それでも長い3時間レースの中で、苦しい時間帯に耐え、自分たちにコンディションが味方した時に追い上げられるようにしたいと述べた。

「3時間レースだと、ブリヂストン勢に対して速い時間帯と遅い時間帯が分かれると思います」

「ですから、自分たちが得意な時間帯までビシッと我慢して、それから追い上げるみたいな戦い方ができるんじゃないかと思います」

 それはつまり、路面温度が下がってくる時間帯にチャンスがあると感じているのかと尋ねると、阪口は「ちょい涼しいくらいの方がもしかしたらカバーできるかなと。僕たちのパフォーマンスはそこに結構あるのかなと思います」と答えた。

 WedsSportは2年前の鈴鹿戦でチーム、そしてヨコハマとして久々の優勝を成し遂げたが、当時はライバルチームの失格による繰り上がり優勝で、阪口らが優勝を知ったのはサーキットを離れた後だった。彼らとしては当然、トップチェッカーを受けて表彰台の真ん中に立つことを目指しているが、阪口はそのチャンスは確実に高まっていると感じている。

「もちろん、現場(サーキット)で喜びたいですし、それを目指していることは変わりありません」

「でも2戦目でここまで来られているので、僕は今シーズン勝つチャンスがかなりあると思っています。頑張りたいですね」

 

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