予選レポート
スーパーGT 第4戦:富士
ARTA太田格之進、HRCプレリュードに初ポールもたらす。ホンダ勢トップ3独占|スーパーGT第4戦
スーパーGT第4戦富士の公式予選では、8号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(GT500クラス)と45号車PONOS FERRARI 296 EVO(GT300クラス)がポールポジションを獲得した。
戎井健一郎
公開日時: 2026/08/01 8:16
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

写真:: Masahide Kamio
8月1日、富士スピードウェイでスーパーGT第4戦の公式予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはGT500クラスが8号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)で、GT300クラスが45号車PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗)だった。
6月に予定されていた第3戦セパンの開催が翌年以降に順延された影響で、ゴールデンウィークの第2戦富士から3ヵ月近いインターバルが空いたスーパーGT。第4戦の舞台は真夏の富士だ。なお予選日午前に行なわれた公式練習の前には、先日の熊本地震の犠牲者への哀悼の意を示す黙祷が行なわれた。
GT500
GT500クラスは公式練習からホンダのプレリュード勢が好調。サクセスウエイトの軽さも味方につけ、多くのマシンが上位に食い込んだ。そんな流れは、予選Q1でも同様だった。
Q1トップタイムは、ルーキー野村勇斗が駆る17号車Astemo HRC PRELUDE-GT。チェッカー目前でコントロールラインを通過し、最もコースコンディションが良いタイミングで1分27秒420というタイムを記録した。野村は公式練習に続いての一番時計だ。
2番手は100号車STANLEY HRC PRELUDE-GT、3番手は8号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTでプレリュードが続く。ホンダ勢は全5台がQ1でトップ10に入りQ2進出を果たした。そして2戦連続トラブルに泣いた37号車Deloitte TOM’S GR Supraが4番手だった。
一方、開幕2連勝を飾った36号車au TOM’S GR Supraは既にウエイト50kg+燃料流量ダウンとかなりの足枷があり、Q1は11番手止まり。Q2に駒を進めることはできなかった。
Q2は終盤にトップタイムが次々塗り替えられる白熱のセッションとなった。ホンダ勢の速さが目立つ中、38号車KeePer CERUMO GR Supraの大湯都史樹が1分37秒台中盤のタイムでトップに立ったが、100号車STANLEYの牧野任祐が1分27秒078を叩き出し大幅更新。これを塗り替えられるマシンはさすがに現れないか……と思われたところ、8号車ARTAの太田格之進がそれをさらにコンマ3秒上回る1分26秒776を記録した。
今季からチーム名に“HRC”の名がつき、HRCがレース運営にも参画する8号車。その大きな期待に応えるパフォーマンスを見せた。2番手はSTANLEY、3番手は最後の最後でタイム更新をしたAstemoだった。
GT300
GT300クラスのQ1は2組に分かれての実施。A組は公式練習でトップタイムだった45号車PONOS FERRARI 296 EVOの篠原拓朗が、残り2分というタイミングで1分37秒100という好タイムを早々にマーク。このタイムは最後まで破られず、45号車PONOSがトップ通過を決めた。
ランキング3番手の2号車HYPER WATER INGING GR86 GT、前戦ウイナーの#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-RもQ2進出。一方でポイントリーダーの777号車D'station Vantage GT3はタイムが伸びず11番手でノックアウト。300kmレースで行なわれる決勝は後方からの追い上げを余儀なくされた。
B組は52号車Green Brave GR Supra GT、前戦ポールシッターの61号車SUBARU BRZ R&D SPORTらが速さを見せる中、梅垣清が駆る7号車CARGUY Ferrari 296 GT3が1分37秒214を記録してトップ通過。これでQ1ではA組、B組共にフェラーリ296 GT3 EVOが最速タイムをマークしたことになる。
ランキング2番手につける31号車apr LC500h GT、ランキング4番手につける65号車LEON PYRAMID AMGもQ1突破。練習走行ではトラブルに見舞われてほとんど走行ができなかった4号車グッドスマイル 初音ミク AMGも、谷口信輝のドライブで9番手に滑り込み、相性の良い富士でQ2進出を果たした。
Q2もPONOSの勢いは止まらない。このチームは今回から体制を変更しており、篠原のチームメイトはケイ・コッツォリーノから川端伸太朗に変わっている。川端は久々のスーパーGTで、いきなりポールポジションを懸けた戦いに放り込まれることになったが、1分36秒209という好タイムをマーク。このタイムに肉薄する車両すら現れず、ポールポジションを獲得した。
2番手は60号車Syntium LMcorsa LC500 GTで、3番手は6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI、4番手は7号車CARGUY Ferrari 296 GT3。上位4台中3台がフェラーリであった。
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 8号車ARTAプレリュードがポールポジション獲得! GT300は新体制PONOSが驚速|スーパーGT第4戦富士:公式予選
次の記事 太田格之進、”3戦目”でのPP獲得に手応え「ちょっと出遅れたけど、36号車にだって挑めるポテンシャルがある……最高のチームですよ!」|スーパーGT富士予選
More from
戎井健一郎

グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ 2 日前
グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう

次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」
WEC
WEC
Fuji
4 日前
次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ
スーパーGT
スーパーGT
第6戦:SUGO
10 日前
DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ
最新ニュース

スーパーフォーミュラ、FCYシステム導入に向けて動き。開発テストで通信面等を検証
スーパーフォーミュラ
SF スーパーフォーミュラ 1 時間前
スーパーフォーミュラ、FCYシステム導入に向けて動き。開発テストで通信面等を検証

45歳、枯れない情熱。アロンソ、契約延長を決断した背景「まだチャンピオンになれると信じていなかったら、契約していない」
F1
F1 F1 1 時間前
45歳、枯れない情熱。アロンソ、契約延長を決断した背景「まだチャンピオンになれると信じていなかったら、契約していない」

中上貴晶、左鎖骨を骨折し日本GP欠場。FP1でハイサイドクラッシュ喫する
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
2 時間前
中上貴晶、左鎖骨を骨折し日本GP欠場。FP1でハイサイドクラッシュ喫する

MotoGP日本GP FP1|マルク・マルケスが最速! 中上貴晶、痛恨のクラッシュで負傷
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
2 時間前
MotoGP日本GP FP1|マルク・マルケスが最速! 中上貴晶、痛恨のクラッシュで負傷
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録