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予選で全車Q1突破も、結果は5〜9番手のホンダ・プレリュード勢。Q2のコンディションにマッチしきれず「決勝はタイヤをうまく使いこなして上位を」

GT500のホンダ陣営はスーパーGT第2戦の予選で中団に固まったが、Q1からQ2にかけてうまく合わせきれなかった点が大きいようだ。

#17 Astemo HRC PRELUDE-GT

写真:: Masahide Kamio

 富士スピードウェイで行なわれているスーパーGT第2戦。開幕戦岡山では予選・決勝共にトップ3入りを逃したホンダ陣営は、第2戦の予選でも最上位5番手と上位進出はならなかった。

 ホンダ陣営は予選前の公式練習で17号車Astemo HRC PRELUDE-GTがトップタイムをマークするなど、悪くない滑り出しであった。そして予選Q1でも、全5台がトップ10に食い込んでQ2進出。Q2でもスープラやZの間に割り込んで上位に入ってくるかに思われた。

 しかしながら結果は64号車Modulo HRC PRELUDE-GTが5番手、8号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTが6番手、100号車STANLEY HRC PRELUDE-GTが7番手、16号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTが8番手、17号車Astemoが9番手。綺麗に5番手以下に固まった。

 この結果について、HRC(ホンダ・レーシング)でスーパーGTのホンダ陣営を率いる徃西友宏LPLは、次のように振り返った。

「前回の岡山からインターバルの期間も長くないですし、ご存知の通り車両、エンジン共にホモロゲーションされているので大きな変更をしてきたわけではないですが、しっかりクルマの性能を引き出す準備をしてきました」

「Q1では全車がQ1を突破することができたのですが、結果としては5番グリッドが最上位となりました。サクセスウエイトを積んでいるトヨタの3台や23号車のZ(MOTUL Niterra Z)の間に食い込むことができず、非常に残念です」

「その要因としては、Q1からQ2にかけてタイムアップしていく車両がある中で、ホンダ勢はそこの上がりしろが今回はなかったことが見てとれます」

 また、この点についてテクニカルディレクター(TD)の長谷川彰大氏が次のように補足した。

「まずはチームがうまく合わせてくれてQ2に5台行けた点は良かったかなと思います。Q1ではウォームアップに苦労したクルマもあり、Q2に向けて色々アジャストして行ったのですが、ちょっとアジャストしきれなかった部分もあったかと思います。特に急に路面温度が下がったので、路面温度的にも合わないクルマもあったと見ております」

 今回の決勝レースは今季最長の3時間フォーマットであり、レースペースは非常に重要。ライバル勢も含めて各車がウォームアップに周回を要していたのは、決勝を見据えたタイヤ選択をしているからだろうと徃西LPLは分析する。その中でも、ホンダ陣営はウォームアップの対処にやや手を焼いた形か。公式練習でトップタイムをマークしながらも予選で9番手に沈んだ17号車Astemoに関しても、Q2でもう1周アタックができていれば……という状況であったと長谷川TDは言う。

 そして徃西LPLは決勝に向けて、「明日は長距離レースですので、コンディションに合ったタイヤをうまく使いこなして上位に進出できるよう、準備を行なっていきたいと思います」と述べた。

 

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