ダニール・クビアト、スーパーGTデビュー戦は好走見せ6位! オーバーテイクも披露「思ったよりも早く適応できている」
スーパーGT開幕戦でGT300クラスの6位に入った88号車VENTENY Lamborghini GT3のダニール・クビアト。GT300の世界に想定よりも早く適応できたことに満足しているようだ。
写真:: Masahide Kamio
岡山国際サーキットで行なわれたスーパーGT開幕戦。これがスーパーGTデビュー戦となった元F1ドライバーのダニール・クビアトは、小暮卓史とのコンビで88号車VENTENY Lamborghini GT3をドライブし、GT300クラスの6位でフィニッシュした。
かつてF1でレッドブルにも所属したクビアトのスーパーGT参戦はオフから大きな話題となったが、彼自身日本のレースカテゴリーはおろか、GT3車両でレースをするのも初めて。そのためまずは学習を最優先しており、今シーズンの目標に関しても特に設定していないと話していた。
そんな控えめなコメントだったクビアトだが、デビュー戦からインパクトを残した。予選ではQ2で14番手タイムに終わるも、決勝では小暮からバトンを受け継いで後半スティントを担当すると、リヤタイヤの2輪のみ交換したマシンで7番手を激走。後続を抑え込んだばかりか、タイヤ無交換作戦の52号車Green Brave GR Supra GTをWヘアピンでオーバーテイクして6位でフィニッシュした。
#88 VENTENY Lamborghini GT3
写真: Masahide Kamio
インタビューで「とても良かった」と開口一番語るクビアトは、レースウィークをこう振り返った。
「まず最初に、チームワークには本当に満足している。みんなとても良い仕事をしてくれて、コミュニケーションも良かった」
「初めての予選としては良いパフォーマンスができて、自分としても良いレベルに到達できた。あとは最後の一歩を詰めていくだけだけど、チームの経験豊富なドライバーたちと同じ位置にいられているのはポジティブだ。少しずつ理解できてきていると感じる」
「レースではしっかりプッシュできたし、戦略も良く、オーバーテイクもできた。6番手争いはとてもエキサイティングだったし、向こう(Green Brave)はストレートが速くて、コーナーでは追いつけるけど『抜けない!』という感じだった。色々工夫する必要があったね」
以前から適応力には自信があると語っていたクビアトだが、今回6位という好結果を手にしたこともあってか、想像以上に早く適応できているという実感があるという。
「そもそもGTカーでのレース自体が初めてで、GT3、スーパーGT・GT300も完全に初体験だった。フォーミュラカーとは色々違うので、学ぶ必要があったけど、でも思ったよりも早く適応できていると思うし、ここからはもっと細かい部分に集中していける」
次戦富士での活躍にも注目が集まるクビアト。今後に向けては「スーパーGTではレースごとに、クルマやコンディションによって状況が変わると聞いている。富士でのレースも初なので、まずは順応する必要がある。もちろんできるだけ前で戦いたいけど、一歩ずつ、自分のベストを尽くしていきたい」と意気込んだ。
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