23号車NISMO優勝実らず、37号車KeePer TOM'Sコンビ最年少戴冠

スーパーGT最終戦もてぎは、2位に入った#37 Keeper TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)がシリーズチャンピオンを獲得した。

 2017年のスーパーGT最終戦ツインリンクもてぎ。ポールポジションからスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が今季初優勝。2位に入った#37 Keeper TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)がシリーズチャンピオンを獲得した。

 秋晴れとなったツインリンクもてぎ。決勝前には栃木県警のパレードラップが行われるのだが、今回はスーパーGTマシンの前にDTM車両3台が登場し、一緒にパレードラップに参加。会場のボルテージも最高潮となった。

 その後、フォーメーションラップに進んでいくが、その最終コーナーでポールポジションの#23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が減速をしたところで、2番手の#6 WAKO’S 4CR LC500(アンドレア・カルダレッリ)が接触。2台がマシンに軽微なダメージを負ってスタートという波乱の展開となった。

 特に右フロントカウルを破損した#6 WAKO’S 4CR LC500はペースが上がらず、#37 Keeper TOM’S LC500(ニック・キャシディ)が5周目にパス。さらに#36 au TOM’S LC500(ジェームス・ロシター)、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(千代勝正)も追い抜いていくが、その後方からきていた#24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が5コーナーで#6 WAKO’S 4CR LC500に追突。これでカルダレッリはスピンを喫してしまい、13番手まで後退してしまった。

 なおオリベイラに対しては、直前のウォームアップ走行中の赤旗時に追い越しをしたとしてドライブスルーペナルティ。さらに先述の接触でもドライブスルーペナルティを受け、大きく後退してしまう。

 さらに3番手を走っていた#36 au TOM’S LC500は8周目に緊急ピットイン。タイヤを交換するがピットアウトはできず、ガレージにマシンが戻されてしまい、戦線離脱を余儀なくされてしまった。

 これにより、チャンピオン争いは#23 MOTUL AUTECH GT-Rと#37 Keeper TOM’S LC500の一騎打ちとなる。レースの3分の1を過ぎた21周終わりで#37 Keeper TOM’S LC500がピットイン。ニック・キャシディから平川亮に交代する。一方の#23 MOTUL AUTECH GT-Rも24周を終えたところでピットイン。松田次生がマシンに乗り込み、ライバルの前でコースインを果たす。

 レース後半は#23 MOTUL AUTECH GT-Rがトップをキープ。2番手に#37 Keeper TOM’S LC500が続くという展開で落ち着いていたが、後続ではアクシデントが続出。40周目にはGT300との混走の中で#19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資)が#64 EPSON Modulo NSX-GTに追突してしまうアクシデントが発生。さらにレース終盤には#6 WAKO’S 4CR LC500のフロントボンネットが脱落するなど、最後まで波乱が続いた。

 その中でも、後半場内のファンを釘付けにしたのが、4番手に浮上した#17 KEIHIN NSX- GT(塚越広大)と#100RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)。途中何度もサイドバイサイドのバトルを繰り広げるが、最後まで塚越がポジションを守り抜く展開となった。

 結局、上位陣は最後まで順位変動がなく、#23 MOTUL AUTECH GT-Rが今季初優勝を獲得。2位に入った#37 Keeper TOM’S LC500がチャンピオンを決定。平川、キャシディともに23歳という史上最年少コンビでの王座獲得となった。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.8 ツインリンクもてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
記事タイプ 速報ニュース