23号車NISMO鈴木豊監督「チャンピオンになってファンへの恩返しを」

#23 MOTUL AUTECH GT-Rの鈴木豊監督は、応援してくれたファンへの恩返しとして、良い結果を残したいと語った。

 チャンピオンが決まる1戦ということで、多くのファンから注目が集まったスーパーGT最終戦もてぎ。そのGT500クラス予選Q2で、#23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリは、ライバルを圧倒する驚異的な走りをみせ、1分46秒076のコースレコードでポールポジションを獲得した

 観ていた全ての人を驚かすようなアタックを見せた彼の走りは、NISMOの鈴木豊監督も全く予想が出来ないタイムを叩き出してくれたと、賛辞を贈った。

「我々自身も、あのタイムは全く想像もできないようなタイムだったので、正直驚いています。嬉しい誤算というか、もう一度やれと言われても本人もできないくらい集中をして出したタイムなのかなと思います」と、鈴木監督は予選を振り返った。

「(ドライバーのふたりは)クルマ以上のパフォーマンスを出してくれています。今年は第2戦の富士でも速かったことがありましたけど、それを遥かに上回る結果だったと思いますね」

 思い返せば、開幕戦岡山の予選では全車がQ1落ちを喫したGT-R勢。同じくウエイトハンデがなくなる最終戦もてぎのパフォーマンスにも疑問符が付いていたが、蓋を開けてみれば予選Q1を#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rと#23 MOTUL AUTECH GT-Rがワンツーで通過。最終的にタイトルを争う#6 WAKO’S 4CR LC500と#37 KeePer TOM’S LC500を、GT-R勢で囲む形のグリッドとなった。

 このパフォーマンスアップについて、鈴木監督は第4戦SUGOで投入された新型エンジンの影響が大きいと語った。

2基目のエンジンを無謀とも思えるようなタイミングで入れています。我々自身も、耐久性に関して正直言えば最初は半信半疑でしたけども、実際のところはテストベンチでそれだけの距離走れることを確認して、最終戦までその通りに持って来れています。それが今回、結果として出たかなと。そういう意味では、開発の人間がよく頑張ってくれました」

 今季、GT-R勢は未勝利ながら、ランキング3位の#23 MOTUL AUTECH GT-Rはポイントリーダーの#37 KeePer TOM’S LC500と7ポイント差となっており、タイトル獲得の可能性を残した状態で決勝に臨む。

「我々は勝つだけじゃダメですけれども、まずは勝たなければ条件をひとつクリアできません。これにチーム自体は集中をして、あとは同じ仲間が頑張ってくれることを祈るという状態です

序盤から苦しい戦いをしてファンの方にもかなりやきもきさせてしまったと思うんですけれども、23号車が勝ってチャンピオンになることが一生懸命応援してくださった方々への恩返しになると思うので、なんとかそれを実現できるように日産の4チームで一緒に戦いたいなと思います」

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.8 ツインリンクもてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
記事タイプ 速報ニュース