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”将来”に向けて、まずは一歩。ドリームレースの実現にDTM王者ラスト「とても光栄」

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”将来”に向けて、まずは一歩。ドリームレースの実現にDTM王者ラスト「とても光栄」
執筆:
2019/11/22 10:24

スーパーGT×DTM特別交流戦のレースを前に、各陣営のドライバーが記者会見で意気込みを語った。

 11月23日、24日に富士スピードウェイで行われる「スーパーGT×DTM特別交流戦」を前に、各陣営のドライバーが記者会見に出席。“夢の競宴”に向けて意気込みを語った。

 金曜日のフリー走行後に行なわれた記者会見にはアウディ、BMWを含めた各陣営から、シーズンで最も好成績を収めたチームのドライバーが代表として出席した。

 DTM王者のレネ・ラスト(#33 Audi Sport RS 5 DTM)は、FP2でトップタイムをマークし、流石の仕上がりを見せている。彼は今後に向けた第一歩として、今回の特別交流戦が大切になると話し、特別交流戦に参加できて光栄だと笑顔を見せた。

「ここに来られて本当に嬉しく思っている。僕たちが夢に見ていた、スーパーGTとのドリームレースがいよいよ実現する。光栄だし嬉しいよ」

「DTM最終戦のホッケンハイムは、スーパーGT勢にとっては難しいレースだった。特にウエットだったしね。今日もウエットだったけど、ここでの彼らの競争力は高かった。僕たちはドライの方が苦しいね」

「FP2では僕たちもタイムを上げることができたけど、今はタイムがすごく接近していると感じる。レースではもちろん良いリザルトを求めるけど、スーパーGTとDTMのマシンが一緒に走れるということを証明することが大切だ。それをみんなに示すために、ベストを尽くしたい」

 マルコ・ヴィットマン(#11 BMW M4 DTM)も、ラストと同様にウエットコンディションではスーパーGTとDTMのマシンが僅差だと考えていると話した。

「日本に来て、富士でスーパーGTとレースをするなんて、とても素晴らしいことだと思う。天気が良いとは言えないけど、良いレースがしたいね」

「長年計画をしていたイベントがやっと実現して嬉しく思っている。みんなのためにいいレースを見せたい。ドライでは苦しんでいたけど、ウエットではスーパーGTとDTMが接近している。BMWはまだ苦戦しているところがあるけど、ベストを尽くしたいと思っているし、今のパフォーマンスを改善して、皆さんに楽しんでもらいたい」

 スーパーGT勢にとって最大の不確定要素だったのは、DTMで使われているハンコックタイヤだが、#6 WAKO’S 4CR LC500の大嶋和也は、タイヤの感触が思っていたよりも良かったとコメント。GT500王者としてDTM勢には負けたくないと話した。

「ハンコックタイヤは思っていたよりグリップも高くて、構造がしっかりしてて変な動きがありません。縦のグリップより横のグリップが弱いので調整は必要でしたが、感覚は掴みやすかったです」

「特にドライではフィーリングが良かったです。ただ、ウエットではまだまだハンコックタイヤを使いこなせていません。なんとかレクサス勢で力を合わせて、上位で戦いたいですね」

「日本のチャンピオンとして、DTM勢に負けないようにしっかり頑張りたいと思っています」

 #17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大も、塚越も大嶋同様ハンコックタイヤに予想以上の手応えを感じたようだ。

「予想していたよりはスムーズに、走り出しから順調に乗れていました。コントロールタイヤとしては素晴らしいと思ったのと同時に、スーパーGTのタイヤの性能の高さを改めて感じました」

「ドライタイヤもレインタイヤも掴みきれていない部分もありますが、セットアップ変更に対しては素直に反応します。今後、良いタイヤを作るための勉強になりました」

 塚越はチームメイトのベルトラン・バゲットがインターコンチネンタルGTチャレンジのレースに参戦しているため、交流戦のレース1、レース2ともにステアリングを握る事になる。現行のNSX-GTにとっての最後のレースとなるだけに、良い結果を残したいと意気込んだ。

「車種と台数が増えて、1ドライバーとしても1ファンとしても嬉しいと思ってモニターを見ていました。バゲット選手も交流戦に出たがっていたんですけども、彼の分まで頑張らなくちゃなと思います。日本でやる以上、負けていられないなと思っています」

「現行車両最後のレースになるので、感謝の気持ちを込めて、有終の美を飾りたいです。イベントが成功するように、良いレースができるように頑張りたいです」

 #23 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生は、DTM最終戦ホッケンハイムでハンコックタイヤを経験。そこで学んだことを活かし、マシンをセットアップしているという。その影響か、ドライでは今一歩という感想もDTM勢に近い。

「今回は走り慣れているホームですし、路面もドイツとは違ってグリップが高いです。僕たちも研究をしているので、タイヤの使い方という意味では良くなってきていると思います」

「基本的には日本で走っているベースと、ホッケンハイムで勉強した中間くらいを狙ってセットアップをしています。ウエットは良いんですが、ドライはちょっと悩みますね」

 松田は、スーパーGTとDTMの今後のためにも、まずは実際にレースをすることが大事だと話した。

「モノコックは同じですが、スーパーGTとDTMのマシンは異なる部分が結構あるので、ラスト選手が言ったように、まずは一緒に走ることが大事です。もちろん勝つために全力を尽くします。お互いが良いレースをして、どうすればもっと良いレースができるのかを考えて今後に繋げていけるように、クリーンなレースをできればいいと思っています」

 23日(土)・24日(日)ともに、降雨の可能性が高い予報となっている富士スピードウェイ。どんなレースになるにせよ、両シリーズにとって重要な週末となることは間違いないだろう。

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント SUPER GT x DTM 特別交流戦
執筆者 松本 和己