Modulo NSX GT3初ポイント獲得も道上龍「燃費が予想より厳しかった」

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Modulo NSX GT3初ポイント獲得も道上龍「燃費が予想より厳しかった」
執筆: 吉田知弘
2018/05/10 8:50

2018スーパーGT第2戦。Modulo KENWOOD NSX GT3の道上龍はNSX GT3勢として初めてGT300入賞を飾り、安堵の表情を見せていた。

 富士スピードウェイで行われた2018スーパーGTシリーズ第2戦。今季からGT300クラスに参戦している#34 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/大津弘樹)が8位入賞。今季からスーパーGTに登場しているNSX GT3勢としては初めてのポイント獲得となった。

 前回の開幕戦岡山では、レース序盤のアクシデントでリタイアを余儀なくされた#34 Modulo KENWOOD NSX GT3。特にフロント部分をはじめマシンの損傷も大きかったが、チームが懸命に修復し、4月中旬の鈴鹿公式テストにも参加していた。

 予選11番手を獲得した#34 Modulo KENWOOD NSX GT3は、大津がスタートドライバーを担当。序盤から前のマシンに積極的に仕掛けて行くレースをみせ、18周目には6番手に浮上。その後レース中盤には他車のピットストップの関係で一時3番手まで浮上した。最終的には8位でのフィニッシュとなったが、ひとまずポイントを獲得できたことに、第1ドライバーでありチームオーナーでもある道上は安堵の表情を見せていた。

「今回はやれるだけのことはしたし、クルマ的にはだいぶ進化したと思います。鈴鹿の合同テストでダメだったところがありましたが、それをチームの方で少し改善してもらって、いい形になったかなと思います」

 ただ、NSX GT3の弱点も露呈するレースとなってしまう。事前のテストから燃費に関しては課題を抱えており、今回も予想以上に燃料を消費することに。これによりライバルよりもピットでの給油時間が長くなり、コース上でせっかく稼いだギャップを活かすことができなかった。

「予想以上に燃費は厳しかったですね。富士はアクセル全開にしている時間が長いですから、そういう意味では仕方ないかなと思います。燃費の悪さによって(ピット作業での給油で)時間がかかってしまう部分がありました。さらに今回はタイヤのホイールがうまくハマらなかったことが一番のロスだったので、それがなければ、もう2つくらいは順位を上げられたかもしれません」

「そういうデメリットもありますが、自分たちの走りで燃費を稼ぐこともできるだろうし、そこを受け入れて何とかやっていきたいと思います」

 そう語る道上は、この流れをうまく活かして次回の鈴鹿でも上位を目指していきたいと第3戦にむけて弾みをつけていた。

「とりあえず初ポイントはゲットできたので、良かったと思います。前回はアクシデントもあってマシンもクラッシュしてしまいましたが、チームに一生懸命クルマを直してもらって、今回はZFアワードもいただきました。次の鈴鹿に向けては、今回良くなったものをそのまま反映して引き続きトライしていきたいなと思います」

 また、この第2戦は実質的にGT300での初決勝レースとなった大津。さらにスタートドライバーという大役を任され緊張していた部分もあったそうだが、途中からはリズムも掴み好タイムを記録していた。

「走る前は緊張しましたね。ローリングスタート自体は問題なかったんですけど、中団グループからのスタートだったので、混乱がすごかったです」

「周りでぶつかっている人もいましたし、無理やり突っ込んでくる人もいましたし、初めてだからこそ相手がどんな動きするのかわからなかったので、ちょっと引いちゃった部分もありました」

「タイヤの使い方もだいぶ気を遣っていましたが、後半でも(優勝した)55号車と比べても同じようなペースで走れました。正直、完璧に使いこなせているほどではないですが、GTの耐久レースでの走り方の流れはつかめました」

「今回戦ってわかった部分も多いので、次に繋がるレースができたかなと思います」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第2戦FUJI GT 500km RACE
サブイベント 決勝日
ロケーション 富士スピードウェイ
ドライバー 道上 龍 , 大津 弘樹
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース