ミシュランタイヤを知り尽くすマコヴィッキィ「今までの経験をフルに活かしたい」

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ミシュランタイヤを知り尽くすマコヴィッキィ「今までの経験をフルに活かしたい」
執筆:
2019/04/09 3:40

5年ぶりにスーパーGTに復帰するフレデリック・マコヴィッキィがシーズン開幕に向けて意気込みを語った。

 今シーズン、5年ぶりにスーパーGTに帰ってくるフレデリック・マコヴィッキィ(#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)は、これまで自身が経験してきたミシュランタイヤのノウハウを存分に活かして、勝利を目指したいと語った。

 マコヴィッキィは2013年にウイダー モデューロ童夢レーシングから山本尚貴と組んでホンダHSV-010でスーパーGTに参戦。その年の第6戦鈴鹿1000kmで見事なパフォーマンスを見せ優勝を飾った。2014年からポルシェのワークスドライバーとなり、一時スーパーGTから離れることになったが、第4戦SUGOで復帰。2レース目となる第5戦富士で優勝を飾り、当時苦戦を強いられていたホンダNSX CONCEPT-GTに初勝利をもたらした。

 2015年以降はポルシェのワークスドライバーとして世界耐久選手権をはじめ、世界各国のレースに参戦していたが、今年は久しぶりにスーパーGTのレギュラーシートを獲得。彼の念願でもあったGT500クラス再挑戦が叶うこととなった。

「正直、スーパーGTは世界の中で最もハイレベルなチャンピオンシップだし、ずっとここに戻りたいと思っていた。だから、こうしてスーパーGTに帰ってくることができて嬉しい」

「僕自身、スーパーGTを離れてからもずっと情報は追いかけていた。昨年、日産とコンタクトを取る機会があり、それがきっかけて誘いを受けて12月のオーディションに参加した」

「僕はミシュランとの繋がりが深いから、ミシュランタイヤを装着するチーム/マシンで戦いたかった。もちろん、ブリヂストンやダンロップ、ヨコハマタイヤも素晴らしいマニュファクチャラーだと思うけど、僕はスーパーGTに出るからにはミシュランタイヤと共にレースをしたかった。そういった部分も全て含めて、今回の体制になった」

#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R

#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R

Photo by: Masahide Kamio

 こうして今季は平手晃平とともにミシュランタイヤを装着する#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rをドライブすることになったマコヴィッキィ。昨年GT500では後半戦は苦しいレースが続いたミシュラン勢だが、それを立て直すためにも自分のこれまでの経験をフルに活かしたいと語った。

「昨年の後半、ミシュラン勢はかなり苦労した。今年に向けた対策は講じている。僕もミシュランと共に様々なマシン、カテゴリーで戦ってきて、そこでの経験や知識もたくさんある。それらをうまく役立てていきたいと思っている。そういう意味でも、今回日産の3号車のメンバーに加われたことはすごく嬉しい」

 また新しいチームメイトとなる平手とのコミュニケーションもスムーズにとれていて、チームにもすでに溶け込めている様子。まずは新体制となった3号車の力を着実につけていき、シーズン中盤には優勝を狙いたいと語った。

「コウヘイ(平手晃平)はGT500で2回チャンピオンを獲得しているドライバーで経験も豊富だから、すごく心強い。また彼はヨーロッパでのレース経験もあって、英語も話せるからコミュニケーションもスムーズにできているし、色々な情報を共有できている」

「まずは、チームメイトと同じくらいのペースで走れるようにならないといけないと思っている。それが安定してできるようになれば、どんな状況でも力強くレースができるようになる。まずはそこに集中したい」

「岡山のテストは参加できなかったけど、クルマのセットアップやタイヤのマッチングなども含めてテストではひとつひとつを確認してきた。走るたびに良い方向に行っているなと感じた。

「ただ、今季の3号車は体制が大きく変わって、新たな状態でシーズンを迎える。だから、僕を始めもっと学んで改善していかなければいけないところが多い。100%のパフォーマンスが出揃うまでに2~3レースはかかるかもしれないが、焦らずに課題をひとつずつクリアしていけば、優勝が見えてくると思う」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
執筆者 吉田知弘
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