ヤン・マーデンボロー、2020年型GT-Rの“進化”に自信「ライバルとの差は縮まっている」
今年も#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rをドライブするヤン・マーデンボローは新しくなった日産GT-RのGT500車両の“進化”に自信をみせた。
#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
Masahide Kamio
スーパーGT岡山公式テストに参加した#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rのヤン・マーデンボローは2日間のセッションを振り返り、今季モデルのGT-R NISMO GT500のパフォーマンスに自信をみせた。
今回のテストは天候が不安定で、ドライコンディションで走れる時間帯が限られたこともあり、各車とも用意していたテストメニューを十分にこなすことができなかった様子。ただその中でも24号車はトラブルなく着々と周回を重ねている印象が強かった。
2日間ともトヨタ、ホンダ勢がトップタイムを出している中、日産勢はやや遅れているようにみえるところもあったが、マーデンボローは昨年までのマシンと比べると進化した部分が多いと力強く語った。
「2019年までのGT-Rと比べると良くなっている。もちろんまだ改善しなければいけないところがあるけれど、クルマに関してはどのエリアも進化していることを感じられて嬉しく思っている」
「さらにヨコハマタイヤとのコンビネーションも良くなっている。まだライバルとは差があるから、もっと速くしないとけないし、パフォーマンスが上がる要素を見つけなければいけない。だけど、順調に前進できていると思う」
さらにマーデンボローは、着実にライバルとの差も縮まっているのではないかと、岡山公式テストを終えた段階での感触などをもとに勢力図を分析していた。
「ホンダとトヨタとの差は確実に縮まっていると思う。今年は規定が変わってみんな新しいシャシーになってエンジンも新しくしている。その中でみんなが試行錯誤している状態だけど、きっと3社ともが僅差の戦いをするシーズンが見られるのではないかと思っている」
現在、世界中で流行している新型コロナウイルスの影響を鑑み、今回の岡山公式テストは無観客で実施された。日本でのレース歴も長いマーデンボローにとっても、公式テストが無観客になるという事態を経験するのは初めて。それだけに、いつも応援してくれるファンのために、自らも情報発信に勤めるなど、様々な取り組みを行なったという。
「ファンがいない中での公式テストというのは寂しかったし、ファンの気持ちを考えると悲しかった。だから僕も2日間を通してSNSでできる限りの情報を発信した。その結果、写真をとったり投稿をしたりで、いつもより“ある意味で”忙しいテストになった。とにかく、この状況が1日も早く終息してくれることを願っている」
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