ナレイン・カーティケヤンがスーパーGT離脱を発表
2019シーズンはスーパーGT(GT500)で活躍したナレイン・カーティケヤンだが、2020シーズンは同カテゴリーに参戦しないことを正式に発表した。
写真:: Masahide Kamio
元F1ドライバーでここ数シーズンは日本のトップカテゴリーに参戦していたナレイン・カーティケヤンが、2020年のスーパーGT(GT500クラス)には参戦しないことが、所属するNAKAJIMA RACINGから発表された。
カーティケヤンはインド人初のF1ドライバーとして2005年にジョーダンからデビュー。その後は一時F1から離れたものの、2011年と2012年にHRTから再びF1に挑んだ。
2014年から活動の場を本格的に日本へ移し、スーパーフォーミュラに参戦。2018年までの5シーズンで2度の3位表彰台を経験した。
2019年は以前から本人も興味があったというスーパーGTへの参戦を開始し、牧野任祐とともに#64 Modulo Epson NSX-GTをドライブ。カーティケヤンにとっては初めてとなるツーリングカーレース、しかも2クラス混走というスーパーGTの特徴に慣れない部分もあって序盤は苦戦を強いられたが、第7戦SUGOでは雨の中で2位表彰台を獲得。さらに11月に行なわれたスーパーGT×DTM特別交流戦のレース2で優勝を果たし、日本のレースで念願の初優勝を飾った。
しかしカーティケヤンは、2019年いっぱいでスーパーGTから離脱することがNAKAJIMA RACINGが発行したプレスリリースで明らかとなった。
気になる今後のカーティケヤンの動向だが、自動車関連のベンチャービジネスに注力するとのこと。レーシングドライバーとしての活動も続けていく模様で、こちらについては改めて発表があるようだ。
リリースでカーティケヤンは次のようにコメントを発表した。
「2019年は私にとって素晴らしい年だったが、非常に忙しい年でもありました。 実際に数え切れないほど何度も日本に旅をした1年だった。スーパーGT×DTM特別交流戦で優勝したことで、私の2019シーズンはこれまでで最も素晴らしい形で幕を閉じた。 (中嶋)悟さんをはじめナカジマレーシングファミリーの皆さんと、本当に素晴らしい1年になったことに感謝している」
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