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GT500復帰の千代勝正。”学びの一年”で「一皮剥けた自分を見せたい」
#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのドライバーとして2020年のスーパーGTを戦うことが発表された千代勝正は、成長した自分を見せたいと語った。
松本 和己
公開日時: 2020/01/11 10:49
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1月10日(金)、日産/ニスモは2020年のスーパーGT GT500クラス参戦体制を発表。#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのドライバーに千代勝正が加わり、平手晃平とコンビを組むことが明らかとなった。
千代は、2012年からスーパーGT(GT300クラス)に参戦。2016年にはGT500にステップアップし、2018年まで”帝王”本山哲とコンビを組んだ。その2018年にはB-MAX Racingからスーパーフォーミュラにも参戦。フォーミュラとGTの両方で国内トップカテゴリーを戦っていた。
2019年は一転して、インターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)が主戦場となった。バサースト12時間レースで日本人初の総合優勝を達成(2015年)するなど実績もある千代は、海外のレースでさらなる経験を積んだ。
その分、日本ではレース機会が限られた。IGTCの1戦である鈴鹿10Hやジェームス・ロシターの代役としてスーパーGT第5戦オートポリスに急きょ参戦した際には、彼のスーパーGT復帰を待望するファンの声もSNSで見られた。
「そう言ってもらえると嬉しいですね。日本の皆さんの前でレースをすることができるのは嬉しいですし、モチベーションにもなります」
体制発表後、そう語った千代。新たなチームメイトとなる平手の印象については、次のように話した。
「経験豊富でチャンピオン経験もあるドライバーですし、すごく頼もしいチームメイトです。GT500で本山選手以外と組むのは初めてですけど、平手選手とは歳も近い(共に33歳)です。これまであまり接点はなかったですけど、ニスモのドライバーの中で合同トレーニングしたり、しっかりと時間を共有しています。マシンに対する要求や感触もすごく似ています」
「チームも昨年のSUGOで優勝したことで雰囲気も良くなっていると思いますし、うまくやっていけそうな気がしています」
1年間、国内でのフル参戦がなかったことについて、”海外と両立できるなら日本でも戦いたかった”と振り返った千代。しかし、解説やレポーターとしてレースに関わった経験が、新鮮な学びになったという。
「インターコンチネンタルGTもレベルが高くてやり甲斐があるカテゴリーでした。でも国内のレースに出てないのにサーキットにいるのは不思議な感じでした。解説やレポーターの仕事をやらせてもらいましたけど、まだまだ現役なので、正直悔しい気持ちがなかったわけではありません」
「そういった意味では、外側からレースを見ている時間も無駄にしたくないと思ったので、いろいろ勉強して今年に備えていました。1年空白はできましたけど、それも必要な時間で、無駄ではなかったと今になっては思います」
「ドライバーでいると、他のチームが何をやっているかは見えないじゃないですか。解説・レポーターをやったことで、レース全体や色々なチームの動きなど、広い世界でレースを見ることができたので、すごく面白い経験ができました」
2020年シーズンは学んだことを活かし、GT500での初優勝を含め良い結果を出したいと千代は意気込んだ。
「昨年は海外のレースで揉まれてきて、国内では色々学んだことなども活かして、一皮剥けた自分が見せられたらいいと思いますし、GT500で優勝できていないので、まずは勝ちたいですね」
「今年は(新型車両が導入され)3メーカーがゼロからのスタートでどうなるか分からないですけど、開発の面でもフィードバックして、日産全体で底上げをしながら、平手選手とチームと共に良い結果を出したいですね」
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