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第1戦岡山GT500:ホンダ悪夢の同士討ち。ARTA NSX-GTが赤旗終了のレース制す

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第1戦岡山GT500:ホンダ悪夢の同士討ち。ARTA NSX-GTが赤旗終了のレース制す
執筆:
2019/04/14 18:25

スーパーGT開幕戦岡山は30周を走ったところで赤旗終了。GT500クラスは#8 ARTA NSX-GTが優勝を飾った。

 2019シーズンのスーパーGT開幕戦、岡山GT300kmレース決勝は、悪天候により2度の赤旗が掲示される波乱の展開となった。30周を終えたところでレースの途中終了が決定され、#8 ARTA NSX-GTが優勝を飾った。

 午前中から降り始めた雨の影響で、レース前の路面は完全にウエットコンディション。しかし各車がグリッドにマシンを並べたタイミングでは雨が小康状態になっており、チームにとってはタイヤ選択が悩ましい状況となった。

 コンディションの悪さから、82周のレースはセーフティーカー(SC)先導で幕を開けた。4周目からバトルがスタートすると、ポールポジションの#23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)は、スタートで後続を突き放すことに成功した。一方、2番手争いは白熱。#1 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)が#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹)に襲いかかった。

 1コーナーでワイドになった12号車はなんとかそれを抑えたが、ヘアピンでインに飛び込まれ、1号車にオーバーテイクを許してしまった。するとその直後、1コーナーでGT300クラスのマシンがスピンしクラッシュが発生、再びSCが出動した。

 SC走行中に雨が強まる中、11周目にレースが再開。このリスタートで、水を得た魚のように1号車が好ダッシュを見せた。23号車のアウト側に並んで1コーナーに進入すると、破綻なくコーナーをクリアし1号車がトップに躍り出た。

 コンディションが日産GT-R勢には合っていないのか23号車、12号車のペースは上がらず。この2台とは対照的にブリヂストンタイヤを履くホンダNSX-GT勢は好調で、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)が23号車、12号車を相次いでオーバーテイクし、2番手に浮上。さらに#8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也も13周目に12号車をオーバーテイクすることに成功し、4番手となった。

 しかしその直後、モス・エスでGT300クラスのマシンが複数台絡む多重クラッシュが発生。コース上にデブリが散乱したこともあり、13周目で赤旗が掲示された。ホームストレートで整列し、停止したマシンにはカバーがかけられ、レース再開が待たれた。

 約45分間の中断を経て、15時45分にSC先導の下レースが再開。20周目に3度目のリスタートを迎えるが、ここでも23号車のペースは上がらず、ヘアピンで8号車にオーバーテイクを許してしまう。これでホンダNSX-GTがトップ3を独占。23号車、12号車の後ろは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(フレデリック・マコヴィッキィ)、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠)と、GT-Rの全4台が並ぶというオーダーとなった。

 周期的に雨の強さが変わる中で抜群のペースを刻んだ17号車は、1号車との差を一気に詰め、24周目のメインストレートで1号車を射程圏内に捉えた。

 しかし17号車は1コーナーへのブレーキングで1号車を後ろから押してしまう形で接触。スピンした1号車はグラベルで止まってしまった。トップ争いの中でホンダ勢が接触してしまう悪夢の展開で、トップをキープした17号車は審議対象となった。

 同じタイミングでモス・エスでGT300クラスの#50 ARNAGE AMG GT3がクラッシュしたこともあり、このレース4度目のSCが出動。1号車はグラベルからコースへと復帰を果たしたものの、周回遅れとなってしまった。

 SC走行が続けられた後、16時27分に再度赤旗が掲示。そのままレースが再開することはなく、レースは30周終了時点で終了となった。

 審議対象となっていた17号車は、『危険なドライブ行為』があったとしてレース後にドライブスルーペナルティが科された。これに相当する34秒が競技結果に加算され、14位までポジションを落とした。

 これにより、2番手でチェッカーを受けた8号車が開幕戦のウイナーに。2位が23号車、3位が12号車と日産GT-Rの2台が表彰台に上がることとなった。本来のレース距離である82周のうち75%を消化できなかったため、付与されるポイントはハーフポイントが適用される。

→【リザルト】スーパーGT開幕戦岡山GT300kmレース決勝

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第1戦:岡山
サブイベント 日曜日 決勝
執筆者 松本 和己