スーパーGTついに開幕! ”王者”RAYBRIG NSX-GTが貫禄のトップ発進

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スーパーGTついに開幕! ”王者”RAYBRIG NSX-GTが貫禄のトップ発進
執筆:
2019/04/13 2:52

2019シーズンの開幕戦岡山の公式練習は、#1 RAYBRIG NSX-GTがコースレコードを上回り、トップとなった。

 岡山国際サーキットでついに幕を開けたスーパーGTの2019シーズン。その公式練習は、#1 RAYBRIG NSX-GTがコースレコードを上回りGT500クラストップ。GT300クラスは#52 埼玉トヨペットGB マークX MCがトップとなった。

 サーキットにはまだ桜の花も残る中、セッション開始時刻の8時50分の時点で気温10度、路面温度14度と若干肌寒いコンディションとなった。

 ピットレーンがオープンすると、昨年のGT500クラス王者である#1 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴を先頭に各車がコースインしていった。

 走行開始から15分が経過した時点で、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rの高星明誠が1分18秒894を記録しトップ。ただその後1号車の山本がそれを上回ると、続けて#12 カルソニック IMPUL GT-Rの佐々木大樹が1分18秒417を叩き出し、早くも2016年に平川亮がRC Fで記録したコースレコード、1分18秒126まで0.3秒差まで迫った。

 ホンダ勢も負けじと続々タイムアップ。セッション開始40分のところで、1号車の山本が佐々木に0.122秒差の2番手、#8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也が0.126秒差の3番手に迫った。

 一方、GT300クラスは#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが、セッション前半のトップとなった。2番手には今季からホンダNSX GT3を使用する#55 ARTA NSX GT3、3番手には今季からGT300に新規参戦するKONDO RACINGの#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rがつけた。

 セッション開始から50分が経過しようとする頃、それまで淡々と走行を続けていた#23 MOTUL AUTECH GT-Rがジャンプアップ。ロニー・クインタレッリが1分18秒122をマークし、わずかながらコースレコードを上回りトップに躍り出た。

 また、GT300クラスもこのタイミングで#52 埼玉トヨペットGB マークX MC(脇阪薫一)が1分25秒510を記録し、トップタイムを更新した。

 その後は各車が決勝に向けた作業を進めているのか、タイムシートの変動が少ない時間帯が続いたが、その中でも12号車の佐々木はタイムアップ。2番手は変わらなかったが、23号車とのギャップを0.030秒に詰めた。

 セッション開始から1時間5分が経過したところで、2コーナーで挙動を乱した#88 マネパ ランボルギーニ GT3(元嶋佑弥)がクラッシュ。赤旗が掲示されセッションは中断となった。

 幸いマシンのダメージはそれほど大きくなかったようで、グラベルから引っ張り出された88号車は自走でピットへ。8分ほどの中断の後セッションが再開された。

 残り少なくなった両クラスの混走時間を有効活用しようと、1号車のジェンソン・バトンを先頭に、各車続々とコースイン。しかし、今季から新規参戦の#720 McLaren 720Sはピットに留まったまま。メカニックが左フロントサスペンション周辺を覗き込む場面もあり、どうやらトラブルを抱えてしまったようだ。

 混走時間が残り5分となったタイミングで、再び赤旗掲示。リボルバーコーナーで#64 Modulo Epson NSX-GT(ナレイン・カーティケヤン)に後ろから押されるような形となった#7 D'station Vantage GT3(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)がスピンし、グラベルでマシンを止めてしまったためだ。ただ、こちらも自走でピットへ戻ることができた。

 この赤旗で、両クラス混走の時間は終了。GT300クラスの専有走行から走行再開となり、定刻通り10時15分からGT300クラスのマシンがコースへ向かった。

 ここで#96 K-tunes RC F GT3の阪口晴南が3番手にポジションアップ。阪口は連続アタックでさらにタイムを伸ばし、1分25秒592で2番手となった。ただ、#52 埼玉トヨペットGB マークX MCの脇阪は1分25秒248までトップタイムを更新、後続を突き放しセッションをクラストップで終えた。

 3番手は最後のアタックで福住仁嶺がタイムを更新した#55 ARTA NSX GT3。昨年王者の#65 LEON PYRAMID AMGは12番手だった。

 続いて、GT500クラスの専有走行がスタート。#23 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生がセクター1で全体ベストを更新するなど、さらにタイムを伸ばすかと思われたが、セクター3でタイムをロスし、トップタイム更新はならなかった。

 その直後、#1 RAYBRIG NSX-GTのバトンが1分17秒779を叩き出す。他にも続々とタイムアップを果たすマシンもあったが、バトンのトップは変わらず、昨年の王者が貫禄を見せトップで公式練習を終えた。

 2番手はヤン・マーデンボローが1分17秒916をマークした#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R。3番手は#17 KEIHIN NSX-GTだった。

 #23 MOTUL AUTECH GT-Rは最終的に6番手。トップ6をホンダのNSX-GT、日産のGT-Rが3台ずつ分け合う結果に。レクサスLC500のトップは#6 WAKO’S 4CR LC500で7番手だった。

スーパーGT開幕戦岡山GT300km 公式練習タイム結果(GT500)

1. #1 RAYBRIG NSX-GT/1'17.779
2. #24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R/1'17.916
3. #17 KEIHIN NSX-GT/1'17.925
4. #12 カルソニック IMPUL GT-R/1'18.029
5. #8 ARTA NSX-GT/1'18.100
6. #23 MOTUL AUTECH GT-R/1'18.122
7. #6 WAKO’S 4CR LC500/1'18.191
8. #38 ZENT CERUMO LC500/1'18.244
9. #16 MOTUL MUGEN NSX-GT/1'18.418
10. #37 KeePer TOM'S LC500/1'18.493
11. #39 DENSO KOBELCO SARD LC500/1'18.605
12. #64 Modulo Epson NSX-GT/1'18.635
13. #36 au TOM’S LC500/1'18.758
14. #19 WedsSport ADVAN LC500/1'18.781
15. #3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R/1'18.901

スーパーGT開幕戦岡山GT300km 公式練習タイム結果(GT300)

1. #52 埼玉トヨペットGB マークX MC/1'25.248
2. #96 K-tunes RC F GT3/1'25.592
3. #55 ARTA NSX GT3/1'25.709
4. #61 SUBARU BRZ R&D SPORT/1'25.847
5. #56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R/1'25.878
6. #2 シンティアム・アップル・ロータス/1'25.922
7. #10 GAINER TANAX triple a GT-R/1'26.019
8. #4 グッドスマイル 初音ミク AMG/1'26.045
9. #88 マネパ ランボルギーニ GT3/1'26.057
10. #18 UPGARAGE NSX GT3/1'26.063
11. #34 Modulo KENWOOD NSX GT3/1'26.072
12. #65 LEON PYRAMID AMG/1'26.134
13. #11 GAINER TANAX GT-R/1'26.142
14. #25 HOPPY 86 MC/1'26.231
15. #60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3/1'26.288
16. #360 RUNUP RIVAUX GT-R/1'26.361
17. #33 エヴァRT初号機 X Works GT-R/1'26.409
18. #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS/1'26.430
19. #35 arto RC F GT3/1'26.550
20. #31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT/1'26.736
21. #30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT/1'27.059
22. #7 D'station Vantage GT3/1'27.060
23. #87 T-DASH ランボルギーニ GT3/1'27.085
24. #5 ADVICS マッハ車検 MC86/1'27.322
25. #9 PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE/1'27.408
26. #48 植毛GO&FUN GT-R/1'27.450
27. #50 ARNAGE AMG GT3/1'27.647
28. #720 McLaren 720S/1'27.868
29. #22 アールキューズ AMG GT3/1'28.991

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第1戦:岡山
執筆者 松本 和己
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