スーパーGT
21 9月
-
22 9月
イベントは終了しました
02 11月
-
03 11月
イベントは終了しました

DENSO KOBELCO SARD完全復活! コバライネン「問題は解消された」

シェア
コメント
DENSO KOBELCO SARD完全復活! コバライネン「問題は解消された」
執筆:
2018/05/07 11:07

2018スーパーGT第2戦富士。GT500クラスで2位表彰台を獲得した39号車のヘイキ・コバライネンは、開幕戦で抱えていた問題が解消されたと語った。

 富士スピードウェイで行われた2018スーパーGT第2戦。GT500クラスで見事な走りを見せ、2位表彰台を獲得した#39 DENSO KOBELCO SARD LC500。なかでもエースドライバーを務めるヘイキ・コバライネンは開幕前から続いた“長いトンネル”を抜け出したような表情をみせていた。

 5番手からスタートした#39 DENSO KOBELCO SARD LC500は、コバライネンがスタートドライバーを担当。予選後には「まだスピードが足りない」と険しい表情を見せていたが、決勝でのレースペースを含め、マシンバランスという部分では自信があったという。

「一発の速さはまだ完璧ではないけど、予選の段階からクルマのバランスに関しては自信があった。僕のターゲットは第1スティントでトップに立ってリードを少しでも多く築くことだった。結果、トップに立てたけど、十分なギャップを築く事ができなかった。でも、全体的に第1スティントは良かったと思う」

 第2スティントではGT500デビュー戦となる坪井翔が素晴らしい走りを見せ、トップを死守。コバライネンが再び最終スティントに登場するが、ここで#23 MOTUL AUTECH GT-Rの逆転を許してしまった。

「最終スティントは、タイヤのウォームアップをうまくやる事ができなかった。ミシュランタイヤの方がその辺りは優れていたかもしれない。あのトップ争いの中で速く走る事ができなかった。その後はとにかく追いかけたけど、コンディションのせいもあってか、リヤ側のグリップが少なかった。でも、後ろのクルマとのギャップはうまくコントロールして2位をキープすることができた」

「正直、今日のニスモとミシュランタイヤには敵わなかったけど、ここまでの強さを見せられたのはすごく嬉しい」

 そう語るコバライネンは、小林可夢偉の代役としてスポット参戦した坪井を高く評価した。

「彼は素晴らしいスティントを見せてくれたよ。プラクティスの段階から、彼には才能があるなとは感じていた。彼はテストではほとんどクルマに乗る機会がなくて、走り込めなかったんだけど、とにかく強いし、自分の走りに自信を持っている。レース中も全くミスがなかったし、重要なポイントをちゃんと理解しながら走っていた」

「だから、(彼の走りを見ていても)正直そんなに心配していなかった。後ろとのギャップをしっかり保っていたし、時々ギャップを広げる走りも見せてくれた。きっと、とても手強いGT500ドライバーに将来なると思うよ」

 シーズン前のテストを始め、開幕戦の岡山でも苦戦していた#39 DENSO KOBELCO SARD LC500。コバライネンによると、4月の鈴鹿公式テストで解決の糸口を見つかったという。

「岡山が終わって、鈴鹿のテストでどこがダメだったのか、その問題を突き止める事ができた。特にフロント側のグリップが足りなかった。エンジニアもチームも、TRDと一緒になってどうすれば良くなるのかを必死に探ってくれて、パフォーマンス改善のために一生懸命仕事をしてくれた。そして、ついに問題部分を発見して、その修正に取り掛かった。今週のクルマは本当に力強かった」

「また、この富士にかけて難しい状況もあった。チームルマンの山田健二さんの件があってTRDはエンジニアのシャッフルを決断し、僕たちのレースエンジニアも笠井(昭則)さんに代わった。彼は昨年僕たちのデータエンジニアをしてくれていて、再びチームに戻ってきてくれたけど、笠井さんにとっても今年仕様のマシンを見るのは初めてで、ぶっつけ本番の状態だった。笠井さんも、現在のデータエンジニアである松田さんも、素晴らしい仕事をしてくれた」

「岡山では、本当に苦労して失望したけど、その中でもテストを繰り返して問題を見つけて、ペースを取り戻した。ローラーコースターに乗っている様な気分だよ」

 次回の第3戦鈴鹿では、小林が再び戻ってくることになるが、彼もシーズン前からコバライネンと同じマシンの症状を訴えていたとのこと。「それが解決していることに、すぐ気付くだろう」と、コバライネンは自信をみせた。

「今のクルマの状況を理解する事ができて良かったと思っている。でも、もっと改善できると思っているし、改善していかなければならない。次回のレースでは可夢偉が戻ってくるけど、彼もクルマの改善具合にすぐ気づいてくれるだろう。僕と彼がずっと指摘していたフロントのグリップ不足が今は解消されている。だから、彼も鈴鹿では力強い走りを見せてくれるだろう」

次の記事
吉本大樹「表彰台を狙っていただけに悔しい結果。次戦以降はさらにレベルの高い戦いをしたい」

前の記事

吉本大樹「表彰台を狙っていただけに悔しい結果。次戦以降はさらにレベルの高い戦いをしたい」

次の記事

2位獲得の31号車プリウス。平手晃平「鈴鹿テストでの不安解消された」

2位獲得の31号車プリウス。平手晃平「鈴鹿テストでの不安解消された」
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第2戦FUJI GT 500km RACE
ロケーション 富士スピードウェイ
執筆者 Tomohiro Yoshita