モブキャスト、トムスの株式80%をT2社に譲渡「トムスの成長とIPO実現への近道と判断」
ゲーム事業などを手がけるモブキャストは、子会社であるトムスの株式80%をT2に譲渡することを決定。トムスの成長及びIPO実現への近道であると共に、シナジーを生み出すのには時間を要すると判断したことが理由であると明かした。
#37 KeePer TOM'S GR Supra
Masahide Kamio
モブキャストホールディングスは、連結子会社であるトムスの株式80%を、T2社に譲渡することを発表した。
2018年2月、ゲーム事業などを主に手がけるモブキャストは、日本のレース界の名門でもあるトムスの株式を取得した。
しかし6月25日に発表された声明によれば、「トヨタが推進する富士スピードウェイ併設の(仮称)モータースポーツビレッジへの参画をはじめとする大型投資、 トヨタのモータースポーツ事業とのシナジーによる事業拡大が、 今後のトムスの成長とそれに伴うIPO(新規株式上場)への近道であると判断」したという。その結果、トムスの成長を追求するためには、モブキャストが掲げる”グローバルニッチ戦略”においては、シナジーを生み出すには時間を要する可能性が高いと判明。トムスの株式のうち80%を譲渡することを決断したという。
ただモブキャストは引き続きトムスの株式20%を保有しており、トムスの成長とIPO実現を支援していくという。
なおトムスの株式80%の譲渡を受けるのは、トムスの代表取締役社長を務める谷本勲と舘信秀が出資する株式会社T2であり、6月26日に株式譲渡が実行される予定だという。
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