GW中のスーパーGTに56000人が来場。GTA坂東代表「今後の発展に重要な1戦」

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GW中のスーパーGTに56000人が来場。GTA坂東代表「今後の発展に重要な1戦」
執筆:
2019/05/07 9:14

10連休となったゴールデンウィーク中に行われたスーパーGTの第2戦には、決勝日に56000人もの観客が訪れた。しかし、サーキットに入場する車列を誘導できないという課題も露呈する形となった。

 5月4日(土)に決勝レースが行われた、2019年のスーパーGT第2戦富士GT500kmレース。この決勝日には56000人もの観客が訪れた。

 その結果、場内の駐車場は満車となり、ゲート前を先頭にピーク時には1km以上に及ぶ長い車列ができた。

「10連休ということもあり、どういう形になるのかなと思っていました。モータースポーツに少し興味があるという方や、今まではサーキットに行くまでではないと思っていたクルマファン、ちょっとレース観戦から遠ざかっていたオールドファンなど、この10連休の機会にスーパーGTに行ってみようかと思い立った方々が、今日来てくれたのだと思います」

 スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)の坂東会長は、この日行われた定例記者会見でそう答えた。

「令和の年号になっても、発展・革新させ、モータースポーツの地位を向上させるという意味でも、今回は大事なレースだと思います」

 大盛況となった一方で、問題もあった。場内の駐車場が早々に満車になったことで、場外の駐車場に誘導することになったのだが、その誘導がうまくいかず、サーキットへ通じる道路が全て車列で詰まってしまったのだ。その結果、数百メートルを移動するのに1時間近い時間がかかってしまうという状況となった。

「(サーキットの)中に入っていただいて、レースを観ていただくということについては、もっと努力しなければいけないと思っています」

 そう坂東会長は語った。

「テレビで観るだけじゃなくて行ってみようということで、初めて足を運んでいただいたお客様もいると思います。そんな中で10連休の大混雑に遭ってしまった。ただ日本の皆さんは、渋滞もイベントのひとつだと認識していただいていると思う。東名高速などが混雑するということについては、承知していただいているのかなと思っています」

「とはいえ我々としては、サーキットの中に入っていただくということについて、もっと良くしていくということは考えなければいけないと思います。中に入っていただき、レースを観ていただき、ご満足いただくという形を粛々と作り上げなければいけません。これは、オーガナイザーとも相談しながら、作り上げていかなければと考えています」

「施設を広げるということについては、年間で何度使うことができるのか……費用対効果も考えなければいけません。そういうことも踏まえ、ひとつひとつの施設を作り上げていくということを考えていかなければならないと考えています」

 そう語る坂東代表。今回の結果を基に、より日本のモータースポーツを活性化していきたいとも述べた。

「多くのお客様と富士に集めたい、集まって欲しいと思ってやってきました。タイミングなど、色々なモノが重なったと思いますが、これを基盤にさらにステップアップしていきたいと思います。日本のモータースポーツ全体が、盛り上がっていると思います。他のシリーズとの相乗効果もあって、全体が活性化しています」

「そんな中、10連休の中行われた今回のレース(に多くの観客が訪れたこと)は、我々にとって非常にプラスになっています。これをベースに、より発展していきたいと思っています」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第2戦:富士
執筆者 田中 健一