GT300デビューの宮田莉朋「まずは参戦できることに感謝したい」

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GT300デビューの宮田莉朋「まずは参戦できることに感謝したい」
執筆: 吉田知弘
2018/04/05 8:45

スーパーGT300クラスに今季から参戦する宮田莉朋が、開幕を前に心境を語った。

 今週末に岡山国際サーキットで開幕する2018スーパーGTシリーズ。#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3からGT300デビューを果たす宮田莉朋が、開幕を前にした心境を語った。

 2016年にFIA-F4でチャンピオンを獲得した宮田。昨年は全日本F3選手権に参戦する一方で、FIA-F4にもエントリー。シーズン序盤は苦戦する場面もあったが、着実にポイントを稼いでいき、最終戦で逆転を果たして2年連続チャンピオンに輝いた。

 その実績が認められ、#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3で吉本大樹と組んでフル参戦することが決まった。だが宮田自身は、本当ならばFIA-F4を初めて制した後の2017年にスーパーGTデビューを果たしたかったという。

「スーパーGTは今の日本の代表的なレースで、ファンも多くて注目を集めているカテゴリーです。そういった部分では選手として参戦したいという思いはありましたが、個人的には2016年にFIA-F4でチャンピオンを獲ってから、次の年に(スーパーGTに)出たいという思いが強かったです」

  宮田はFIA-F4で初めてタイトルを獲得した翌年の2017年にスーパーGTデビューを目論んでいたが、現実的にはそれが叶わず。FIA-F4では見事2年連続チャンピオンを獲得したが、宮田にとっては悔しさと戦った2017シーズンでもあった。

「ヨーロッパでは僕と同年齢くらいドライバーが、GT3に乗って速さをみせていたし、僕も(同じ速さをみせられる)自信を持っていました。フォーミュラは順調に最年少でステップアップできていますけど、GTも免許取りたての最年少で参戦することになっていますが、正直(GTに関しては)自分の当初の計画からは遅れる形になってしまいました」

「でも2016年と2017年もFIA-F4でチャンピオンになり、そこで多数のチームから(参戦に関して)声をかけてもらい、本当に嬉しかったです。自分としてはデビューレースは結果よりも、まずは出られたことに感謝をしたいです」

 そう語る宮田は、開幕戦で「周りの人たちから『お、宮田すごいな!』と思われるようなレースがしたい」と言いつつも、スーパーGTはパートナーのドライバーやチームを含めた総合力が重要ということも十分理解している様子。そういった部分も含めて、柔軟に対応したレース運びを心がけていきたいと語った。

#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3

Photo by: Tomohiro Yoshita

「デビューレースというのは、今まで他のレースでも経験してきましたが、一番収穫のある大会だと思っています。今までのスプリントだと結果を残さなきゃいけないという思いが強いのですが、そこは落ち着いて、今チームが抱えている問題点を改善して少しでも上位で戦えるようなレースをしていきたいなと思います」

「スーパーGTは他のスプリントレースとは違って作戦とかセーフティーカーのタイミングなど、いろんな要素があります。たとえ後方でのレースであっても、そこから勝てるチャンスも出てくるし、単純に速いだけで勝てるレースではないので、そこは経験豊富な大先輩である吉本選手から色々教わることができるのは嬉しいです。走りだけだけじゃなくて作戦だったりピットストップという部分もしっかりこなせるようにしたいです」

 昨年の秋には一般の運転免許も取得し、一般道では「初心者マーク」をつけている宮田。もちろんスーパーGTでも初心者(ルーキー)ドライバーなのだが、その中でどんな走りを披露するのか。開幕戦の戦いぶりから目が離せない。

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 富士公式テスト
サブイベント 2日目
ドライバー 宮田 莉朋
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース