吉本大樹「バランスの再調整を行い、決勝レースに臨む」:LM corsa REPORT スーパーGT開幕戦予選

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吉本大樹「バランスの再調整を行い、決勝レースに臨む」:LM corsa REPORT スーパーGT開幕戦予選
2018/04/07 17:12

#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3:公式練習後にセットアップの改善を進めるが、路面温度の低さによってポテンシャルを引き出すことができず予選Q1で24番手と苦戦し、明日の決勝レースで追い上げを図る。

S-GT2018 Rd1 Okayama QF
LM corsa REPORT
♯60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3

 2018年シーズンも8戦のシリーズ戦で競われるAUTOBACS SUPER GT。今シーズンは、唯一の海外戦となるタイラウンドが6月末の開催となり、夏場の過酷な1000kmレースだった鈴鹿ラウンドが走行距離を短縮させて5月に実施されるなど、例年に対して開催スケジュールが大幅に変更された。

 SUPER GTに参戦して5年目のシーズンとなるLM corsaは、これまで飯田章選手と吉本大樹選手のコンビで戦ってきたが、飯田選手は監督としてチームに携わることになり、新たに2年連続でFIA-F4選手権を制した若干18歳の宮田莉朋選手を起用することになった。

 チームは、2月にセパンインターナショナルサーキットでシェイクダウンを実施、3月に開催された2回の公式テストでSYNTIUM LMcorsa RC F GT3のセットアップを進めて、開幕戦へと挑むことになった。

 第1戦の岡山国際サーキットラウンドは、4月7日(土)と8日(日)の二日間のスケジュールが組まれていて、まずは公式練習が7日の午前9時から1時間45分間に渡り実施された。天気予報では曇りだったが、岡山国際サーキットは明け方に降雨があり、8時過ぎに実施されたFIA-F4の予選では一部の路面でウエットパッチが残っていて、その状況はSUPER GTの公式練習が開始されても変わらなかった。

 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は、まず第一ドライバーの吉本選手が乗り込み、持ち込んだマシンコンディションを確認する。一回のピットインを挟み、公式練習開始から最初の赤旗による中断が発生した約30分間を走行。タイムは、結果的にセッションベストとなる1分27秒064をマークする。他車のトラブルによる2回目の中断を挟み、公式練習開始から約1時間後にデビュー戦となる宮田選手に交代。宮田選手は約10周の連続周回を実施し、最後は降雨によりウエットコンディションとなったため、ピットにマシンを戻した。結果として吉本選手が記録した1分27秒064により、公式練習は13番手という順位で終えることになった。

<予選>
 公式練習の終了から4時間のインターバルを経て行なわれた予選Q1。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は、公式練習やその後のサーキットサファリなどの状態を見てセットアップを変更して挑む。ステアリングを握った吉本選手は、2周のウォームアップを行ない3周目にはラップタイムを1分31秒台に入れて、5周目には1分27秒653とタイムアップを果たし、翌周には1分27秒001をマーク。続けてタイムアタックを実施するが、さらにタイムを更新することができず8周目にピットイン。結果として24番手となり、予選Q2への進出を果たせなかった。想像以上の苦戦を強いられ予選となったが、明日の決勝レースはピットワークやドライバーのコンビネーションにより、宮田選手のデビュー戦を少しでも上位でフィニッシュできるように最善を尽くす。

<飯田章監督>
「今週末は非常に気温が低かったので、RC F GT3の本来のポテンシャルを引き出せないでいます。公式練習では13番手でしたがタイヤのグリップ力が発揮できていない状況だったので、予選でも苦戦することが想定されていました。予選までの間にセットアップの修正を行ないましたが、それでも課題は多く24位になってしまいました。厳しい状態で決勝レースに挑みますが、少しでも前を追い上げるレースをしたいです」

<吉本大樹選手>
「公式練習の最初は、まだ明け方の降雨によってウエットパッチが残った状態でした。そこで、持ち込んだタイヤの比較テストをして、その後にセットアップを進めました。公式練習後は、グリップ力を引き出すようにマシンの調整をしました。しかし、マシンの状況は改善せず24番手となってしまいました。公式テストを含めて色々なデータは取れているので、バランスの再調整を行なって決勝レースに挑みたいと思います」

<宮田莉朋選手>
「公式練習は最後の30分で乗ったのですが、途中で雨が降ってきたので、確認程度の走行しかできませんでした。マシンの状態としては、グリップを引き出せていないようで、タイムに繋がっていません。今日は、全体的に手応えの掴めない難しい一日でした。明日の決勝レースも厳しいですが、吉本選手とのコンビネーションとチームワークで、少しでも上位に入っていきたいです」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 2018 スーパーGT第1戦 OKAYAMA GT300km RACE
サブイベント 予選日
ロケーション 岡山国際サーキット
ドライバー 吉本 大樹 , 宮田 莉朋
チーム LM corsa
記事タイプ 速報ニュース