岡山テストを終えた松田次生「今年は三つ巴の激戦になる」

岡山国際サーキットでのスーパーGT公式テストを終えたMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生は、今季のGT500は三つ巴の激戦になると予想した。

 岡山国際サーキットで行われたスーパーGT公式テスト。#23 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生は2日間のテストセッションを振り返り、着実に準備が進んでいる手応えを感じつつも、今年のGT500は三つ巴の激戦になると語った。

 #23 MOTUL AUTECH GT-Rは、初日こそリザルトの上位に来ることはなかったが、ロングラン主体のセッション4で3番手タイムを記録した。

 タイムだけを見ると、全体的にライバルから遅れをとっているように見えたが、松田によると昨年から比べればだいぶ進歩しており、昨年のような“マズい”という感覚は一切ないという。

「今回はタイヤ的に、この気温にちょっと合っていなかったところもありましたが、開幕戦の気温にしっかりと合わせていければ、問題なくいけるかなと思います。準備もだいぶ出来てきたかなという感じです。昨年みたいに”マズい”なという感じはありません」

 今シーズンの日産GT-R NISMO GT500は、昨年序盤で苦戦を強いられたこともあって徹底的に対策を講じ、特に外観面ではフェンダーやサイドステップ部分のエアロパーツが大きく変更されている。

 ここまでのテストを振り返った松田は、かなり効果が出ていると自信を感じ、あとは実戦に向けた最後のアジャストをするだけと語った。

「また細かいバランスは取りきれてないですけど、ダウンフォースが増えているのは確かです。今回のテストでセットアップが良い方向のものが見つかってきています。そこにタイヤをしっかり合わせ込むことができれば、開幕戦はいけると思います」

 昨年と比べても、トップタイムこそ記録はできなかったが、確実にライバルとの差を縮めていた#23 MOTUL AUTECH GT-R。それでも松田はライバルの速さも警戒していた。

「昨年は(岡山で)1秒~1.5秒くらい遅かったのが、1日目の最後の10分間のアタックでは0.4秒差でした。それでも、ホンダ勢も速いですし、レクサス勢はダウンフォースが少なく、ドラッグを抑えている中でも速さを出しているのが見て取れました」

 松田は今シーズンの展望について、トップ13台が1秒以内にひしめいたセッション2終盤の結果に触れ、今年は0.1秒のロスも許されないシビアな戦いになっていくだろうと予想した。

「おそらく、(セッション2での)あのタイムが今年の勢力図になると思いますし、今年は多分、3つ巴のすごいシビアな戦いになると思います。ちょっとしたタイヤ選択の違いや、ドライバーの些細なミスで順位が大きく変わると思います。今まで以上に集中していかないといけないなと思いましたし、昨年みたいにしぶとく戦っていくことが重要だと感じています。苦しい時でもしっかりポイントを獲得して、勝てるところではしっかり勝つようなシーズンにしたいですね」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 第1回岡山公式テスト
記事タイプ 速報ニュース