吉本大樹「チームは最善の仕事をしてくれた。5位はベストな結果だがまだ実力をつける必要がある」

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吉本大樹「チームは最善の仕事をしてくれた。5位はベストな結果だがまだ実力をつける必要がある」
2018/05/22 7:43

60号車LM corsaの吉本大樹は、チームは最善の仕事をしてくれ、5位はベストな結果だったと語った。【LM corsaプレスリリース】

S-GT2018 Rd3 Suzuka Final
LM corsa REPORT
♯60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
5月20日 天候:晴れ コース:鈴鹿国際サーキット 路面:ドライ

 開催時期が8月から5月に変更されるとともにレース距離が短縮された2018 AUTOBACS SUPER GT第3戦「SUZUKA GT 300km Festival」の決勝レースが5月20日(日)に開催された。

 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は、19日(土)に実施された公式練習で2番手タイムをマークし、予選Q1を吉本大樹選手が突破。予選Q2で宮田莉朋選手が5位を獲得したことにより、決勝レースでの飛躍が期待できるグリッドからのスタートとなった。

 予選日から一夜明けて、20日は早朝から晴れ渡るとともに前日の強風も収まり、絶好のレース観戦日となる。午前中にはピットウォークと実施され、13時5分から予定されていたウォームアップ走行を待った。しかし、鈴鹿サーキットのシステム故障が発生したためウォームアップ走行が40分の遅れで進行し、13時45分から20分間に掛けて実行される。

 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3にはスタートドライバーを務める吉本選手が乗り込み6周を走行。短い時間ながらも宮田選手も最終チェックを行ない20分間のウォームアップ走行が終了した。

 決勝のスタート時間もウォームアップ走行の遅れによって40分のディレイとなり、15時20分にパレードラップがスタート。

 5番手からスタートしたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3を駆る吉本選手は、1周目で早くも1台をパスして4番手に浮上する。2周目以降も2分00秒台のラップタイムで走行し、先行車をパッシングするには至らないが、後続のライバル勢にはリードを築いていく。10周目になると、3番手の61号車BRZを4秒の差で追っていて、5番手の7号車ポルシェには7秒のギャップを作っていた。しかし、12周目にGT500のマシンがクラッシュしたことによりセーフティカーが導入されて、レースは振り出しに戻ってしまう。18周目にリスタートするが、タイヤのパフォーマンスが低下しだしたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3は、20周目に21号車のアウディR8 LMSに交わされてしまう。そこで、23周目にピットインを行ない宮田選手にドライバーチェンジするとともにタイヤ交換と給油を行なう。

 まだ1回目のピットインを終えていないマシンもいたため、コースに復帰したときのポジションは14番手となる。宮田選手は2分1秒から2秒台のラップタイムで走行を続けるが、全車がピットインを終えた33周目には7番手となっていた。吉本選手が担当した第1スティントよりも順位を落とした理由としては、タイヤ無交換でピット作業時間を短縮したマシンがいたためになる。タイヤ無交換のマシンは、終盤のラップタイムが落ちてくる可能性があるので宮田選手は、全ラップでプッシュを続ける。しかし、ピットアウト後から88号車のランボルギーニと競り合うことになり、なかなか順位を上げることができずにいた。それでも43周目には先行していた18号車の86 MCを、47周目には0号車のAMG GTをパスして5番手に浮上。最後まで88号車へのチャレンジを続けたが、パッシングはできずに49周目に5位でチェッカーを受けた。

 前戦の富士スピードウェイラウンドから2戦連続でポイントを獲得したLM corsaだが、チームの目標はあくまでもポディウムの頂点。そのためには、まだまだマシンの速さが足りないとのことで、次戦のタイラウンドまでにベースアップを図ることになる。

飯田章監督
「練習走行や予選の結果からすると、決勝レースはもう少し上位争いができると思っていましたが、ライバル勢の実力が上回っていました。最後は5位まで浮上できましたが、パスしたというよりは、先行車のタイヤが厳しくなったことが要因です。2戦連続でポイントが獲得できたのは良かったですが、レースとしてはフラストレーションが溜まりました。マシン自体の実力はあるので、結果に繋がっていないのが悔しいですね。次戦のタイは相性の良いコースなので、問題点を探って好結果を狙っていきます」

吉本大樹選手
「ドライバーもピットワークもミスなくチームは最善の仕事をしてくれました。なので、悔しいですが5位がベストな結果だと思います。私が担当した第一スティントは、トップ3に離されてしまって苦しい展開でした。タイヤをセーブしつつ順位をキープしていたのですが、セーフティカーが入ってギャップが消えました。セーフティカーのタイミングは運もありますが、今回は不利に働きました。ただ、セーフティカーが入らなかったとしても5位以上になれたかは分からないので、まだまだ実力を付ける必要があります。現状では、解決策が見えていないので、今回のデータをしっかりと見直して次戦のタイラウンドに臨みたいと思います」

宮田莉朋選手
「練習走行や予選の結果からすれば表彰台に登れるチャンスがあると感じていましたが、決勝レースはマシンの課題が浮き彫りになって悔しい気持ちです。具体的には、私が担当した第2スティントで、88号車のランボルギーニを抜ききれなかったことです。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は、速いセクターと遅いセクターがはっきりしているので、平均して速さを身につける必要があると感じています。それでもラップタイムは安定していたので、マシンのセットアップは徐々に進化していると思います。結果としては、これまでの決勝レースでポジションを落としていたところ、今回は5番手からスタートして5位フィニッシュなので良かったとも言えます」

【LM corsaプレスリリース】

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第3戦鈴鹿GT 300km
ロケーション 鈴鹿サーキット
ドライバー 吉本 大樹 , 宮田 莉朋