ウェザーニュースがレーシングチーム向けサービスを開始

ウェザーニュースが、レーシングチーム向けの新サービスをスタートすることを発表。勝利に向け必須の”アイテム”となりそうだ。

 気象情報などを提供するウェザーニュースは、レーシングチーム向けの新サービス「モータースポーツ気象サービス」の提供を開始したことを発表した。

 現在のモータースポーツでは、正確な気象情報を把握することが、好成績を残す上で非常に重要なポイントとなっている。降雨の有無はもちろん、路面温度の細かな違いが、ペースを大きく左右することになるのだ。

 ウェザーニュースはこれまで、スーパーGTのMOTUL AUTECH GT-Rをサポート。その8年の経験を基に、多くのチームに気象情報を提供する新サービス「モータースポーツ気象サービス」をスタートさせたことを発表した。

 このサービスは、提供を希望するレーシングチーム/メーカーが利用することができ、レース開催半年前から当日までの気象情報面での手厚いサポートが受けられるという。

 リリースではサービスの内容について、下記のように説明されている。

「レース展開をより有利に進めていただくため、当社は天気だけでなく路面状況や路面温度を予測し、タイヤ選択をはじめとしたレース戦略の策定を支援します。例えば、タイヤ発注(レースの1カ月前)の6カ月前にはサーキットの天気傾向や過去の統計データを提供します。また、レースの2週間〜1カ月前の持ち込みタイヤを選択するタイミングではレース時間帯の天気・路面温度・路面状態・予測のぶれ幅を加味した複数の予測シナリオなどをお伝えします。さらに、3日前には1時間ごとの路面温度を0.1度単位で予測したきめ細かい予報を提供し、当日は1分間隔の気温や路面温度などの観測データを伝えることで、レースの半年前から当日までベストなタイヤ選択やレース戦略の策定を支援します」

「また、予測のぶれ幅を加味した複数のシナリオを伝えることで、チームやエンジニアは複数のシミュレーションを立てることが可能になり、どんな気象状況でもチャンスに変えることができます」

 これを活用すれば、事前準備からタイヤ等の発注、そしてレース当日のタイヤ選択などに活かすことができ、他のチームに対して大きなアドバンテージを手にすることとなるはずだ。

 またウェザーニュースによれば、このサービスはNISMOとの8年のパートナーシップのみならず、全国8割の高速道路の管理を支援する”道路気象チーム”のノウハウも反映されているという。

「SUPER GTのレースでは、時に車両の性能以上にタイヤの性能が勝敗を大きく左右することがあります」

 NISMOの鈴木豊監督は、プレスリリースにそうコメントを寄せた。

「そのため、レースに向けてタイヤをどう選択するかはとても重要なことになります。選択に際しては、レース時の天候、気温、路面温度など様々な気象情報をもとに決定しますが、雨の場合は雨量の変化や温度、晴れの場合でもわずかな気温の変化や細やかな日射量の変化予測など多くのそして詳細な情報がタイムリーになければなりません」

「ウェザーニューズはこうした我々のニーズに的確に応えてくれる心強いパートナーであり、そして欠かすことのできないチームのメンバーです。これからも新たな目標に向かって一緒にチャレンジしていきたいと思っております」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
記事タイプ 速報ニュース