RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴「この好調さをキープしていきたい」

シェア
コメント
RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴「この好調さをキープしていきたい」
執筆: 吉田知弘
2018/04/04 10:42

RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴は、ここまでのテストを振り返り、順調に100号車を仕上げられていると語った。

 今週末に開幕が迫った2018年のスーパーGTシリーズ。#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴は、2回の公式テストを終え、開幕戦に向けて少なからず手応えをつかんでいた。

 3月中旬に行われた岡山公式テストでは、2日目に総合2番手のタイムを記録し好調なスタートを切った#100 RAYBRIG NSX-GT。続いて行われ富士公式テストでは、他メーカーのチームには先行されたもののホンダ勢の中では常にトップのタイムをマーク。特に2日目最後のセッションではロングランで良いペースで走行するなど、順調な走りを見せていた。

 富士でのテストを終えた山本は、2回の公式テストを終え、次のように振り返った。

「前回の岡山テストぐらいから、今年のクルマで何をしないといけなくて、何をしちゃダメなのか……それが少しずつ見えてきました。それが大きいかなと思います」

「富士では、比較的良いテストができたと思います。今年のクルマで富士を走るのは初めてだったので、特に1日目の午前中は結構手こずりました。ローダウンフォースにした時のバランスがつかめなかったので、最初は探り探りでしたけど、JB(ジェンソン・バトン)と協力しながら良いセッティングが見つけられて、その日の午後からタイヤテストなどのメニューを進めることができ、特に最後のロングランではすごくペースが良くて、2日間有意義なテストができました」

 開幕に向けて手応えを掴みつつある山本。また新パートナーとなるバトンとも、各セッションごとにコミュニケーションをとり、マシンのフィーリングを確認している姿がよく見られる。

 ただ、バトン自身もスーパーGTの細かい部分については、まだ慣れていなかったり理解しきれていない部分もある様子。山本は、チームメイトとのタイム差を比較する前に、まずは2人で1台のマシンをいかに速く走らせていくことが重要だと語った。

「ちょっとずつGT500に慣れてきたと思いますが……要所要所に彼のプライドが見てとれるところがあります。特に僕とすごく比較をしがちで、僕より遅いとなると、敏感に反応しているところがあります」

「“チームメイトと比べてどうか?”というのは二の次であって、まず今は1台のクルマを(2人で)どうやって速く走らせるか。周りに対してどういう位置にいるのかというのを見なきゃいけないと思います。GTはコンディションがすごく変わりやすくて、それによってタイヤの機能だったり、クルマの走らせ方、それに関するラップタイムも(状況によって)大きく変わってきます。そういうのも含めてスーパーGTなので、そこは彼にも慣れてもらいつつ、戦っていきたいなと思います」

「でも、ここまで限られた回数(のテスト)でしたけど、チームが良いプログラムを用意してくれたし、100号車としてもトラブルというトラブルもなく順調にメニューをこなせました。限られた時間の中では最善を尽くして良いテストがしてこられたかなと思います」

 そして、今週末に迫った開幕戦に向けては、周りとの位置関係や全体の勢力図が分からない部分もあるが、テストでの好調さを維持し、#100 RAYBRIG NSX-GTとしてベストなレースをしてきたいと語った。

「今のスーパーGTは、相手が何をやっていて、(開幕戦で)何をしてくるのかが分からないので、開幕の岡山になって“(勢力図の)大どんでん返し”が待っているかもしれません。でも、ここままの勢力図でいけば、100号車としては良いパフォーマンスを発揮できそうです。楽観視はできないですけど、特にホンダ勢の中でも各サーキットでうまく走らせられているかなという感覚はあるので、このまま100号車としての好調さをキープしてシーズン戦に入っていきたいです」

次の スーパーGT ニュース
いよいよ迫る開幕戦。3メーカーでの厳しい戦いを覚悟するキャシディ

前の記事

いよいよ迫る開幕戦。3メーカーでの厳しい戦いを覚悟するキャシディ

次の記事

ウェザーニュースがレーシングチーム向けサービスを開始

ウェザーニュースがレーシングチーム向けサービスを開始

この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 富士公式テスト
サブイベント 2日目
ドライバー ジェンソン バトン , 山本 尚貴
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース