中山雄一、圧巻レコード。K-tunes RC F GT3に初ポールをもたらす

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中山雄一、圧巻レコード。K-tunes RC F GT3に初ポールをもたらす
執筆: 松本和己
2018/05/19 9:55

スーパーGT第3戦鈴鹿。GT300クラスは、#96 K-tunes RC F GT3(新田守男/中山雄一)がコースレコードを大きく更新しポールを獲得した。

 鈴鹿サーキットで開催されているスーパーGT第3戦。GT300クラスの予選は、#96 K-tunes RC F GT3(新田守男/中山雄一)が圧巻のタイムでポールポジションを獲得した。

 気温20度、路面温度36度でセッションがスタート。陽射しもあるため、公式練習から路面温度は10度から上がっているものの、午前中に引き続き西コースから1コーナー方向へと強い風が吹く中での予選となった。

 Q1開始直後からコースインし、タイヤのウォームアップを始めるマシンが多い中、公式練習で好調だった#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹)など、アタックのタイミングをずらすマシンもあった。

 まず好タイムを残していったのは#0 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝)。1分57秒251をマークしたが、#25 HOPPY 86 MC(坪井翔)がそれを1秒以上も上回る1分56秒159を叩き出した。公式練習でトップタイムを記録した#96 K-tunes RC F GT3(新田守男)は2番手に浮上するも、トップには0.806秒及ばなかった。

 すると、9番手タイムを残していた#2 シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規)が、ダンロップコーナーの手前でスピンし、スポンジバリアに突っ込んでしまった。これでセッションは残り2分を切ったところで赤旗中断となってしまう。

 これにより、まさにアタック中だった#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3はタイムを計測できず。他にも何台かがこの赤旗の影響を受けてしまった。また、赤旗の原因を作ったとして#2 シンティアム・アップル・ロータスの予選タイムが抹消され、ノータイムとなってしまった。

 セッション時間が残り6分まで巻き戻され、予選が再開。赤旗前にトップ10のタイムを残せているマシンがピットに留まる中、#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は改めてのアタックで8番手タイムをマークし、Q2進出をもぎ取った。

 一方、前戦ウイナーの#55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一)はアタックを完了せずにピットへ戻り、Q1敗退決定。また、第2戦で表彰台に上がった#31 TOYOTA PRIUS apr GT(平手晃平)や#11 GAINER TANAX GT-R(安田裕信)もQ1でノックアウトとなった。

 続く10分間のQ2。まずトップに立ったのは1分56秒461を記録した#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(宮田莉朋)。しかし、#0 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也)がわずかにそれを上回ると、#96 K-tunes RC F GT3(中山雄一)が1分55秒531という驚愕のタイムを記録する。

 昨年までのコースレコードである1分57秒543を2秒以上更新するこのタイムに、Q1トップだった#25 HOPPY 86 MC(松井孝允)も0.609秒届かず。松井はそのまま2度目のアタックに向かい、コース前半では#96 K-tunes RC F GT3と遜色ないペースを見せるも、セクター3で遅れ自己ベスト更新はならなかった。

 これで、中山が自身2度目のポールポジション獲得。RC F GT3にとっても嬉しい初ポールポジションとなった。

スーパーGT第3戦鈴鹿 予選タイム結果(GT300)

1. #96 K-tunes RC F GT3/1'55.531
2. #25 HOPPY 86 MC/1'56.140
3. #0 グッドスマイル 初音ミク AMG/1'56.388
4. #61 SUBARU BRZ R&D SPORT/1'56.433
5. #60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3/1'56.461
6. #65 LEON CVSTOS AMG/1'56.643
7. #7 D’station Porsche/1'56.967
8. #18 UPGARAGE 86 MC/1'57.055
9. #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS/1'57.079
10. #34 Modulo KENWOOD NSX GT3/1'57.494
11. #10 GAINER TANAX triple a GT-R/1'57.779
12. #9 GULF NAC PORSCHE 911/1'58.507 ※
13. #360 RUNUP RIVAUX GT-R/2'02.425
14. #88 マネパ ランボルギーニ GT3/2'07.856 ※
-- 以上、予選Q2により決定 --

15. #26 TAISAN R8 FUKUSHIMA/1'58.095
16. #11 GAINER TANAX GT-R/1'58.218
17. #5 マッハ車検 MC86 Y's distraction/1'58.223
18. #87 リーガルフロンティア ランボルギーニ GT3/1'58.228
19. #30 TOYOTA PRIUS apr GT/1'58.251
20. #55 ARTA BMW M6 GT3/1'58.393
21. #31 TOYOTA PRIUS apr GT/1'58.593
22. #50 EXE AMG GT3/1'58.642
23. #52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC/1'58.829
24. #117 EIcars BENTLEY GT3/1'59.061
25. #777 CARGUY NSX GT3/1'59.212
26. #48 植毛 GT-R/2'00.862
27. #35 ARTO RC F GT3/2'00.977
28. #22 アールキューズ AMG GT3/2'01.311
29. #2 シンティアム・アップル・ロータス/No Time

※ 走路外走行により、当該ラップタイム削除

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第3戦鈴鹿GT 300km
ロケーション 鈴鹿サーキット
執筆者 松本和己
記事タイプ 速報ニュース