衝撃レコード記録のARTA NSX。結果に自信を深める野尻智紀と伊沢拓也

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衝撃レコード記録のARTA NSX。結果に自信を深める野尻智紀と伊沢拓也
執筆: 松本和己
2018/05/19 11:09

スーパーGT第3戦鈴鹿。ポールポジションを獲得した#8 ARTA NSX-GTの野尻智紀は、予選の結果が決勝への自信につながったと語った。

 鈴鹿サーキットで行なわれているスーパーGT第3戦鈴鹿。GT500クラスのポールポジションを獲得した#8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也と野尻智紀は、予選の結果を受けて自信を深めている様子だった。

 メインストレートで追い風方向となる強風が吹き荒れる中で行われた予選。Q1から昨年までのコースレコードである1分47秒074を全15台が更新していく展開となった。その中でも#8 ARTA NSX-GTの走りは圧巻で、伊沢がQ1をトップで通過すると、野尻が担当したQ2ではさらにペースアップし、1分44秒319を記録。#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴に対して、0.154秒の差をつけポールポジションに輝いた。

 伊沢は、持ち込みのマシンセッティングが完璧に近い状態で臨んだというものの、自身が叩き出した1分44秒806というタイムには驚いたと話した。

「朝から比較的調子は悪くないのかなと思っていました。合同テストからここに向けてセッティングをチームと話し合って持ってきたクルマが、何もいじらなくても快調に走れる状態で予選に臨めました」

「ストレートスピードは追い風で伸びましたし、それよりもS字区間で風を前から受けるので、コーナリングスピードが想像しているよりも速く走れたというのが大きかったです。冬でも1分44秒台は見えたことがないので、自分のタイムを見たときにびっくりしました」

「自分自身、移籍して3戦目でこういう結果が出たことにホッとしています。ここ何年か、うまくいかないレースもありましたけど、僕たちはこうして速さを見せることでまだ信頼を勝ちとるものだと思いますし、今はそういう部分でもうまくいっています」

 Q2を担当した野尻は、チームメイトの1分44秒台のアタックを見て、調子の良さを確信。思い切って攻めることができたという。

「今日は走り出しから非常にクルマの調子が良く、予選中もクルマを何も触らなかったですし、伊沢選手のタイムを見て、調子の良さを確信して思い切り攻めることができました」

 そう野尻は予選を振り返った。

「僕の中でしっかり伊沢選手を信頼しています。伊沢選手がタイムを出したことによって自分の自信に繋がっているという点では、すごくチームとしてレベルの高いものができているのかなと思います」

「開幕前からNSXの速さを引き出し切れていないところが正直あったので、今日の予選の結果というのはすごく自信になりましたし、明日のレースを良いペースで走れる自信にもつながったと思います」

 開幕戦岡山では11位、第2戦富士で8位となり、ランキング12位で鈴鹿ラウンドを迎えた#8 ARTA NSX-GT。予選の結果を受け、伊沢と野尻それぞれが自信を深めているようだった。

 そして決勝に向けて野尻は、ポールの利を活かして戦っていきたいと意気込んでいた。

「今日は今日でもう終わったことなので、どうしたら優勝できるかというのを考えて、明日に備えたいなと思います」

「これまでの鈴鹿戦と違ってレース距離が短いということは、それだけトップの位置からスタートできる利も大きい状況です。それを活かして、力強いレースができたらと思います」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第3戦鈴鹿GT 300km
ロケーション 鈴鹿サーキット
執筆者 松本和己
記事タイプ 速報ニュース