今季2度目の3位獲得も、平川亮「あまり満足のいくレースではなかった」

シェア
コメント
今季2度目の3位獲得も、平川亮「あまり満足のいくレースではなかった」
執筆: 松本 和己
2018/05/21 9:26

スーパーGT第3戦鈴鹿。3位となった#1 KeePer TOM’S LC500の平川亮は、あまり満足できなかったとレースを振り返った。

 鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦。今季2度目の3位を獲得し、ランキングも3位につけている#1 KeePer TOM’S LC500だが、平川亮はあまり満足のいくレースではなかったと語った。

 強風の中で行われた予選では、ホンダNSX勢が圧巻の速さを発揮し全5台がQ1を突破。そんな中でも、昨年のチャンピオンである#1 KeePer TOM’S LC500は意地を見せ、レクサス勢最上位の4番手に食い込んだ。

 そして決勝では、スタートを担当したニック・キャシディがセーフティカー明けのリスタートで#100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンを交わし、2番手に浮上。トップの#8 ARTA NSX-GTもすぐ目の前という状況で平川へとステアリングを託すが、アウトラップで#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)の逆転を許し、その後はトップ2台についていけずに11秒差の3位でレースをフィニッシュした。

「今日はニックがスタートを担当して、普通のペースでは8号車や100号車には敵わないところがあったんですけど、セーフティカー明けのリスタートで(バトンを)うまく抜いてきてくれました」

 そう平川はレースを振り返った。

「ピットに戻った時は2番手で、トップの8号車とも近いところでコースに戻ったんですが、タイヤの暖めに時間がかかって100号車に抜かれてしまいました。その後は安定して走れたんですけどペースも上がらず、ホンダ勢には及ばずというかタイヤもあまり合っていなかったのかなと思います」

「表彰台は嬉しいですけど、あまり満足のいくレースではなかったです」

 開幕前から3メーカーが僅差だと予想していたキャシディと平川。さらにGT500クラスではブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、ミシュランがタイヤを供給し、熾烈な開発競争を繰り広げている。その分、わずかなズレが結果を左右することにも繋がる。

「今年は開幕からウォームアップが遅い傾向にあります。でも別にタイヤが硬いというわけでもなく……その辺はかなりピンポイントに作ってきているので、合えばいいですけど、ズレるとちょっと厳しくなりますね」

 現在ポイントランキング3位となっている#1 KeePer TOM’S LC500。次戦は、昨年優勝を果たしたタイだ。開催時期こそ昨年とは異なるが、昨季王者に輝くキーポイントとなった地だけに、良い結果を残したいと平川は意気込んでいた。

「次のタイは得意というか相性も良いです。燃料流量リストリクターが入ってしまいますけど、搭載ウエイト自体は今回とそれほど変わらない(30kg→34kg)ので、ランキングで前にいる100号車と23号車(MOTUL AUTECH GT-R)よりも前でゴールして、中盤戦に向けて良い流れを作りたいです」

次の記事
スバル、攻めのタイヤ戦略で3位。井口卓人「ゴールできてホッとした」

前の記事

スバル、攻めのタイヤ戦略で3位。井口卓人「ゴールできてホッとした」

次の記事

石浦宏明「同じタイヤを履いたライバルにも負けてしまった。原因を見つけてタイに向かう」

石浦宏明「同じタイヤを履いたライバルにも負けてしまった。原因を見つけてタイに向かう」
Load comments

この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第3戦鈴鹿GT 300km
ロケーション 鈴鹿サーキット
執筆者 松本 和己