マザーシャシーの一騎討ち。中山友貴「25号車には負けたくなかった」

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マザーシャシーの一騎討ち。中山友貴「25号車には負けたくなかった」
執筆: 松本和己
2018/04/08 13:22

#18 UPGARAGE 86 MCの中山友貴は、同じタイヤ無交換戦略の#25 HOPPY 86 MCには絶対に負けたくなかったと語った。

 スーパーGT開幕戦岡山、GT300クラス優勝を飾った#18 UPGARAGE 86 MCの中山友貴は、同じマザーシャシーで同じタイヤ無交換戦略を採った#25 HOPPY 86 MCには絶対に負けたくなかったと語った。

 2015年の参戦時から、RACING PROJECT BANHDOHとのジョイントでチームを運営してきたTEAM UPGARAGE。そのノウハウも引き継ぎながら、今季から心機一転TEAM UPGARAGE単体でのチーム運営となっている。

 今回の勝利は、新体制となったチームにとっても中山本人にとっても嬉しい初優勝となった。

「UPGARAGEの石田(誠/エントラント代表兼監督)さんと一緒にチームを作ってきて、初優勝ができて個人的にもすごく嬉しいです」

 そう優勝の喜びを語った中山。レース後半のドライブを担当した小林崇志のドライビングをたたえた。

「クルマのセットアップをイチから見直していた部分もあって、そこがあまりうまくいってなかったのもあって、開幕戦は少し苦労するのかなという思いもありました」

「予選で前にいないとGT300クラスでは勝負権がないのかなと思っていたので、結果的に優勝できたことは本当に嬉しいですし、小林選手の走りが本当に良かったなと思います」

 タイヤ無交換作戦で大きくポジションアップを果たした#18 UPGARAGE 86 MC。鍵になった戦略は予選後、サーキットを去る車中で決められたものだと小林は明かした。

「チームと中山選手がクルマを作ってきたというところが大きくて、テストでは比較的良い感触があったのですが、予選で雨が降ってしまって9番手でどうしようかと思っていました」

「昨日、石田さんと中山選手と一緒にサーキットから帰る車の中で、”無交換で行っちゃおうか!”という感じのノリで作戦を決めちゃったのですが、それがドンピシャでハマりました」

 ピットアウトした#18 UPGARAGE 86 MCの前には、同じマザーシャシー勢で同じヨコハマタイヤ、同じタイヤ無交換戦略で戦う#25 HOPPY 86 MCの姿があった。両者は長い間バトルを繰り広げたが、57周目に小林がオーバテイクを成功させた。

 中山は#25 HOPPY 86 MCについて、次のように話した。

「僕は同じクルマの25号車には絶対に負けたくないと思っています。これまで、僕たちが勝っていたレースでもトラブルがあったり、リザルトを残すことができなかったのですが、僕の中では負けている気はしていなかったので、それを形として表すことができました」

 小林も「25号車は他のマシンとやりあっていて、18号車はペースコントロールできていたので、そこが勝敗の分かれ目だったかなと思います」と振り返った。

 昨年はGT500・GT300クラスとも、開幕戦を制したチームが最終的にチャンピオンに輝いた。これについて小林は「1戦1戦の積み重ねが結果としてチャンピオンにつながるだけだと思うので、しっかりとポイントをとっていければ、運が良ければチャンピオンになれるかなと思います」と冷静。

 一方で中山は「僕は絶対にチャンピオンを獲りたいです。UPGARAGEの石田さんや応援してくれるファンのためにも、結果で返したいです」と力強く意気込みを語っていた。

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シリーズ スーパーGT
イベント 2018 スーパーGT第1戦 OKAYAMA GT300km RACE
ロケーション 岡山国際サーキット
執筆者 松本和己
記事タイプ 速報ニュース