aprが2023年スーパーGT参戦体制を発表。31号車にLC500h投入の一方、30号車はGR86を継続
aprが2023年シーズンのスーパーGT参戦体制を発表し、東京オートサロンで発表されたLC500hを使用する31号車に加え、GR86の30号車との2台体制で臨むことを明らかにした。
写真:: Masahide Kamio
レーシングコンストラクターのaprは、2023年のスーパーGT・GT300クラスにおける参戦体制を発表。引き続き2台体制となることが明かされた。
2021年まで、ハイブリッドとノンハイブリッドのTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTを1台ずつ投入してGT300を戦っていたapr。昨年からは永井宏明、織戸学が乗る30号車の車両が新投入のGR86 GTにスイッチされたが、今季は31号車も新車両に変わる。採用されたのは、GR86同様にaprが製作を手がけたGTA GT300規定車両のLC500h GTだ。
apr LC500h GT
Photo by: Motorsport.com / Japan
このLC500h GTは1月の東京オートサロンにてお披露目された。タイヤはブリヂストンで、ドライバーはレギュラーの嵯峨宏紀と小高一斗に加え、第3ドライバーに根本悠生が登録されることが明らかにされていた。そしてこの度、30号車の体制も正式に発表された。
30号車は今季もGR86を継続使用する。タイヤはヨコハマタイヤで、ドライバーは永井と織戸が引き続き起用されるが、そこに上村優太と小河諒が加わることとなった。
上村と小河は共にジュニアフォーミュラでの経験があるが、最近はポルシェカレラカップジャパンでの活躍などで知られており、上村は27歳、小河は31歳と共に中堅ドライバーの域に入っている。ふたりに関しては既報の通り、長距離レースでの第3ドライバーとして起用されることになると金曽裕人代表が明かしている。
なお上村は、永井が欠場となった昨年夏の鈴鹿450kmレースに30号車のドライバーとして織戸、平良響と共に出場。aprにとってシーズン最高成績となる3位表彰台を獲得してみせた。
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