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「ホッケンハイムのリベンジができた」3位の山本尚貴、SGT勢の意地をみせる

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「ホッケンハイムのリベンジができた」3位の山本尚貴、SGT勢の意地をみせる
執筆:
2019/11/23 13:22

富士スピードウェイで行なわれているスーパーGT×DTM特別交流戦。3位表彰台を獲得した山本尚貴(#1 RAYBRIG NSX-GT)がレース1を振り返った。

 スーパーGT×DTM特別交流戦のレース1で3位に入った山本尚貴(#1 RAYBRIG NSX-GT)は、日本勢がレース1の上位を占めたことでDTM最終戦でのリベンジを果たすことができたと語った。

 金曜日のフリー走行までは苦戦気味だった山本だが、午前中に行われたレース1の予選で3番手を獲得。2番手につけていたロイック・デュバル(#28 BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)がレコノサンスラップでクラッシュを喫しレースに出走できなかったため、山本は実質2番手からのスタートとなった。

 1周目にはロニー・クインタレッリ(#23 MOTUL AUTECH GT-R)に抜かれるも、2周目にポジションを取り戻した山本。しかしピックアップの症状に苦しめられ思うようにペースを上げられず、7周目には塚越広大(#17 KEIHIN NSX-GT)の先行を許した。さらに終盤に出動したセーフティカーによりペースダウンするとピックアップの症状がさらに悪化。後続に迫られながらのフィニッシュとなったが、3番手を守りきってチェッカーフラッグを受けた。

 表彰式終了後に行なわれた記者会見では、普段DTMを取材している外国人記者も多数来ていることも配慮し、最初の代表質問のみ山本は英語で回答。まずは今回の特別交流戦の開催を実現した関係者へ感謝の気持ちを伝えた。

「まずはGTAとDTMのみなさんに、こうしてスーパーGTとDTMの車両が一緒にレースをする機会を作ってくれたことに感謝しています。レコノサンスラップでロイック・デュバルがクラッシュしてしまい、彼と一緒にバトルができなかったことは残念でした。最終的に3位を獲得できたことは嬉しいですが、まだまだ満足はしていないので、今日の内容を分析して明日のレースにつなげたいです」

 10月にホッケンハイムで行なわれたDTM最終戦で、すでに両カテゴリーのマシンが同じルールでレースをしたが、スーパーGT勢からすればアウェイでの戦いだったこともあり苦戦を強いられた。山本は翌週にF1日本GPフリー走行1回目の出走を控えていたこともあり、DTM最終戦に参加できなかったのだが、日本勢が下位に沈む姿をみて、悔しさを感じていたという。

「(ホッケンハイムでのDTM最終戦は)個人的には悔しかったんですよね。僕は残念ながら行けませんでしたが、ホッケンハイムのDTM最終戦にスーパーGTが行ってコテンパンにやられて……みんな悔しい思いをして今日まで過ごしてきたと思いますし、正直”日本勢って大したことないよね”と感じた人も多かったかもしれません。でもそんなわけはないし、日本のレベルが決して低いわけではありません」

「残念ながら僕は(現地に)行っていなかったので彼らの本当の悔しさは分からないですけど、相当悔しかったと思います」

 そして迎えた特別交流戦のレース1ではスーパーGT勢がトップ5を独占する結果となった。山本はライバルのニック・キャシディ(KeePer TOM’S LC500)に勝利を奪われたことが悔しいと語りつつも、スーパーGT勢の一員としてホッケンハイムでのリベンジを果たすことができたと、どこか安堵の表情を見せていた。

「今回の交流戦(レース1)に関しては日本勢としてリベンジができたのかなと思います。優勝したのがニックで、塚越選手が2位、僕が3位になりましたけど、日本勢の意地を少し見せられたのかなと思います。そこは良かったですし、お互いプライドをかけて臨んでいるレースだと思うので、そこ(プライド)をかけて戦う姿というのはファンの皆さんにとってもそうですし、関係者の皆さんも十分に楽しめたのかなと思います」

 なお、山本は今季のレギュラーシーズンでパートナーだったジェンソン・バトンは今回の特別交流戦には参戦しないため、24日(日)のレース2も山本が1号車のドライバーを務める。

「今日の内容をしっかり分析して、明日に向けて良いセットアップを考えたい」と山本はレース2に向けて、さらに意気込みをみせていた。

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント SUPER GT x DTM 特別交流戦
サブイベント 土曜日 レース1
ドライバー 山本 尚貴
執筆者 吉田知弘