バゲット、ダンロップ勢の速さを警戒。それでもタイトル争いは「トヨタとホンダBS勢が展開」と予想

岡山で行なわれたスーパーGTの公式テストを踏まえ、#17 Astemo NSX-GTのベルトラン・バゲットは、ダンロップタイヤを履く2台への警戒を高めているようだ。

バゲット、ダンロップ勢の速さを警戒。それでもタイトル争いは「トヨタとホンダBS勢が展開」と予想

 タイヤメーカーが激しい開発競争を繰り広げているスーパーGT。GT500クラスは4つのメーカーが各チームにタイヤを供給しているが、ダンロップは2011年から組んでいるナカジマレーシングの64号車に加え、今季からTEAM MUGENの16号車にもタイヤ供給を開始した。

 その#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTは、今月初めに行なわれた岡山での公式テストでは大湯都史樹がトップタイムを記録。鈴鹿で行なわれたメーカーテストでも2番手となった。

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 #17 Astemo NSX-GTのベルトラン・バゲットは、ダンロップ勢がテストで見せた速さを警戒しているようだ。

「ここ(岡山)で、ダンロップのクルマに1周の速さがあることが確認できた。この2台は確実に”ゲームに参加”できるはずだ」

 バゲットは、岡山のテストでmotorsport.comにそう話した。

「彼らが何を発見したのかは分からないが、1周での速さは確かだ。ロングランはまた別の話なので、どうなるか見てみないと分からない。でも主に、トヨタ勢とホンダのブリヂストンタイヤ勢がチャンピオンシップを争うことになると思う」

「ミシュランが何をしているのかを知るのは難しいが、少し苦戦しているようだし、マシンも昨年と同じだ。反撃できなくても不思議ではない」

「TOM'Sはとても強いし、他の2台(ブリヂストンタイヤのチーム・クニミツ、ARTA)も強い」

#17 Astemo NSX-GT

#17 Astemo NSX-GT

Photo by: Masahide Kamio

 昨年、ダンロップタイヤを履くナカジマレーシングの64号車は、明らかに上昇気流に乗っていた。第3戦の鈴鹿と第7戦のもてぎでポールポジションを獲得するなど速さを見せた。決勝では苦戦したものの、第7戦では2位表彰台に立った。これは、2017年の鈴鹿1000km以来となる、ドライレースでの表彰台獲得となった。

 2014年から2018年の間、ナカジマレーシングの一員として活躍したバゲットは、ダンロップが競争力を取り戻したことを喜んでいるという。

「僕は長い間ダンロップと作業をしていたから、そのパフォーマンスに少しでも貢献できていたらと思うよ!」

 2019年にREAL Racingに移籍したバゲットはそう話した。

「2014年の序盤はどうしようもなかったことを覚えている。その後、徐々に改善していき、ついには一緒にレースに勝つことができた」

「僕は彼らのことをよく知っている。彼らには才能ある人材がいて、自分たちが何をしているのか知っている。だから彼らの改善が見られて僕はハッピーなんだ」

「彼らは1台体制で、特にブリヂストンと比べて苦戦していた。でも今季から2台になったので、どこまで改善できるか非常に興味深いね」

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