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インタビュー

BMWワークスドライバーのファルフス、“長年の夢”スーパーGTフル参戦へ「初めて走った時からこの選手権が大好き」

今季からスーパーGTにレギュラードライバーとして参戦するアウグスト・ファルフスは、BMW Team Studieからの参戦計画はかなり昔の段階からあったと明かした。

#7 Studie BMW M6

写真:: Yasushi Ishihara

 BMWのファクトリードライバーであるアウグスト・ファルフスは、2022年シーズンのスーパーGTにBMW Team Studieから参戦することが決まった。同チームからスポット参戦の経験があるファルフスだが、今季は荒聖治と共にフルタイムドライバーとしての契約だ。

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 ただ渡航制限などの影響もあり、ファルフスが全戦に出られるかどうかは不透明な状況。そのため第3ドライバーには近藤翼が登録され、ファルフスの出られないレースには彼が出場する形になるようだ。

 ファルフスがmotorsport.comに語ったところによると、BMW Team StudieからスーパーGTにフル参戦するという計画は、彼が2014年の鈴鹿1000kmで同チームからスーパーGTに初出場した時から持ち上がっており、以来BMW Team Studieの鈴木“BOB”康昭代表とは連絡を取り合っていたという。

 ファルフスは、自らが開発に深く関わってきたM4 GT3がスーパーGTに投入される今シーズンが、フル参戦への絶好のチャンスであったと語った。

「スーパーGTは地球上で最も素晴らしいスポーツカーレース選手権のひとつだと思う」

「2014年に初めてスーパーGTで走った時、パドックの環境、そしてファンを見てとても感動し、この選手権が好きになった」

「BOBとは、僕が初めてそこでレースをした時から、共にフルシーズンを戦うという夢を持っていたと言える。遠く離れているとはいえ僕たちは友人だし、いつも連絡を取り合っていた。M4のプログラムが持ち上がった時、彼はその(フル参戦の)可能性が出てきたと言っていた」

「(スーパーGTで)フルシーズン戦いたいという思いは2017年、2018年あたりからあったけど、他のスケジュールとの兼ね合いで無理だった。今も難しい状況だけど、少なくともこの選手権に足を踏み入れることはできるし、来年は最初からフルシーズンでレースができるかもしれない」

 ファルフスが2022年シーズンのどのレースに出場できるかは今のところ不透明だ。日本に厳しい入国管理規則があることに加え、ファルフスがヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)のフル参戦契約を結んでいることも、状況を複雑にしている。

 今季の開幕戦岡山、そして8月の第5戦鈴鹿に関してはそれぞれELMSのポール・リカール戦、バルセロナ戦と日程が重なっており、ファルフスはこれらのレースを欠場する可能性が高い。

 ファルフス曰く、今季は当初スーパーGTのみに参戦する計画だったが、新型コロナウイルスのオミクロン株の流行を受けて日本への渡航が制限されたタイミングで、ELMSのオファーを受けたと説明した。

「元々スーパーGTの契約があったので、ELMSに出るつもりはなかった。でも国境が封鎖された時、BOBと私は(1月下旬の)デイトナ24時間を期限として、ELMSのオファーを受けるかどうか決めることにした」

「スーパーGT(参戦)が100%イエスなら、ELMSは断っただろう。逆に五分五分の状況なら、ELMSに専念しただろう。BOBとデイトナで話し合った結果、ELMSに出ることにして、スーパーGTには可能な限り出ることにした」

 彼はさらにこう続ける。

「今年はドライバーズチャンピオンを狙うことはできないけど、チャンピオン争いに貢献できるチャンスがあるのは光栄だ。日本ではできるだけ多くのレースを走れるように頑張りたい」

 ファルフスはBMWのワークスドライバーとして、ニュルブルクリンク24時間やIMSAのプチ・ル・マンなど、ELMS以外のレースにも出場する可能性があり、そうなるとスーパーGTのレースをさらに欠場する恐れがある。しかしファルフス曰く、「チャンピオンシップの状況次第では」BMWがスーパーGT出場を優先させてくれる可能性もあるようだ。

 なお3月12日、13日に岡山で、3月26日、27日には富士でスーパーGTの公式テストが実施されるが、ファルフスは岡山テストへの参加は厳しい状況とのこと。一方で渡航制限が緩和されれば、富士テストには参加できる可能性があるとしている。

 
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